- 転職するときに使うサイトのオススメを知りたい
- リクナビNEXTとマイナビ転職で悩んでいるけどどっちがいいのかな?
- 他に使った方がいい転職サイトとかってあるの?
こんな質問や悩みにお答えします。
この記事では転職サイトのツートップである「マイナビ転職」と「リクナビNEXT」を比較していき、それぞれのメリット・デメリット、どちらが20代、30代にとって使うべきサイトなのかを検証・解説していきます。
僕がこれまでの転職活動の中でいろんな転職サイトを使って応募をしていく中で、どのサイトにどんな求人が多く、どんな人に役に立つのかという事がわかってきました。
実際に利用してこそわかる点もありますので、これから転職サイトを使おうとしている方はぜひ参考にして下さい。
マイナビ転職とリクナビNEXT(リクナビネクスト)を徹底比較
今回の記事ではマイナビ転職とリクナビNEXTを比較していきますが、転職サイトの中で重要なポイントとなる以下の部分について見ていきたいと思います。
- サイトの使いやすさや機能はどちらが優れているか?
- 掲載企業数はどちらが多いか?
- 掲載企業の質が高いのはどちらか?
- どちらがスカウト機能が充実しているか?
- どちらが内定を受けやすいか?
- どちらが後悔のない転職をしやすいか?
それでは以下で詳しくみていきます。
サイトの使いやすさや機能はどちらが優れているか?
企業検索のしやすさ、サイトの使いやすさなど、使いやすさという点ではどちらも優れておりいます。
スマホ専用アプリも開発されていて、概ね使いやすくなっています。
特にマイナビ転職のアプリは使いやすく、自分のほしい情報にたどり着きやすし、体感としてリクナビNEXTよりも見やすいというイメージがありました。
ただこの辺りですが、それぞれ企業カラーが反映された色使いとなっていますので、、個人的な好みなどにもよる部分もあると思います。
またどちらのサイトも転職の際に役に立つ診断ツールや履歴書・職務経歴書のテンプレートが充実しています。
- ジョブリシャス診断
- 仕事適正診断
- 履歴書・職務経歴書ダウンロード
- 履歴書・職務経歴書テンプレート
- 社会人力診断
- グッドポイント診断
- 年収査定
- キャリア整理シート
- 履歴書・職務経歴書ダウンロード
- 履歴書・職務経歴書テンプレート
診断ツールや、履歴書・職務経歴書のテンプレートなど、これだけでも転職サイトに登録する必要があるくらいです。
この中で特にオススメするのは以下の3つです。
- マイナビ転職「仕事適正診断」
- リクナビNEXT「グッドポイント診断」
- リクナビNEXT「キャリア整理シート」
これらの診断ツールを使えば自分の強み、弱み、自分の適職などが明らかにすることができます。
面接の際にこれらの診断と全く同じような質問をされる場合もありますので、そういった意味でも受けておくといいでしょう。
例え求人検索をしない場合でもこれらの「適正診断」だけは絶対に受けておいた方がいいですよ!
またリクナビNEXTの「キャリア整理シート」は転職の際に絶対的に必要となる、自分自身の経験や実績の洗い出しが簡単にできるようになります。
自分自身でそれを整理するのはかなり大変ですが、キャリア整理シートを使えば断然整理がしやすくなるのです。
この「キャリアの棚卸し」をするしないで転職の成功率は2倍にも3倍にもなるので、利用すべきツールと言えます。
- 使いやすさ・機能は両サイトとも優れている
- 無料で使える診断ツールは必ず利用するべき
掲載企業数はどちらが多い?
転職を成功するためには自分にあった企業がどれだけあるかもポイントになります。
求人の母体数が多ければ多いほど内定をもらえる可能性が高くなっていきますし、選択肢も増えてきます。
各サイトの掲載企業数
- マイナビ転職:約12,000件
- リクナビNEXT:約40,000件
※2020年1月時点でのデータです
こうして見てみると求人数は圧倒的にリクナビNEXTが多く、マイナビ転職の3倍以上の求人が掲載されています。
新卒の場合でもリクナビを使う人が多く、その流れで転職の際も「リクナビNEXT」を使う人が多くなっているという理由もあると思います。
また企業もそのような現状を把握しているため、どうしてもリクナビNEXTに求人が偏ってしまっているという状況になっているのです。
ただ、だからといってマイナビ転職は使えないかというとそんな事もありません。
マイナビ転職には、マイナビ転職にしか求人広告を出していない企業が約8割もあり、リクナビNEXTと併用したとすれば合計50,000件近くの求人の中から選ぶことができるようになるのです。
またマイナビ転職は20代、既卒、未経験職の就職・転職に強く、求人内容を見ても若者向けの求人案件が多くなっており、20代をメインターゲットにした転職フェアも積極的に開催しています。
20代ならマイナビ転職とリクナビNEXTを同時に使っていけば、より転職成功にブーストをかけることができるでしょう。
- 提携企業数はリクナビNEXTが圧倒的に多い
- 重複する求人はあまりないので2つのサイトを併用しても良い
- 20代ならマイナビ転職がオススメ
掲載企業の質はどちらが高いか?
掲載企業の質に関してですが、結論から言うとマイナビ転職の方が比較的質の高い求人の割合が多くなっています。
もちろんマイナビ転職、リクナビNEXTともに質の高いホワイト企業の求人も多数ありますが、リクナビNEXTの方がマイナビ転職よりも求人数が多いというところに落とし穴があります。
リクナビNEXTはユーザー数900万人以上を誇っており、マイナビ転職もそれに続く転職サイトで600万人の会員が登録しています。
ただ企業としてはコスト的な問題もあり1つの媒体にしか求人広告を出さないところが多く、そうなると費用対効果が高いリクナビNEXTの方に求人を出すようになっていってしまうのです。
特にこれが顕著なのがいつも人手が足らなく、すぐにでも人が欲しいというような労働条件の悪い企業やブラック企業です。
実際、質の高い求人の数自体はマイナビ転職、リクナビNEXTで大差はありませんが、確率という観点で見てみるとマイナビ転職の方が質の高い求人の割合が多いということになります。
逆にマイナビ転職にも質の悪い求人やブラック企業の求人が紛れ込んでいたりもしますので、マイナビ転職の掲載企業全てがホワイト求人ではないということは覚えておいて下さい。
- 質の高い優良求人の数は同程度ある
- ただリクナビNEXTの方が質の低い求人も多い
- 割合としてはマイナビ転職の方が質の高い求人の割合が高い
どちらがスカウト機能が充実しているか?
次にスカウト機能についての比較をしてみます。
スカウト機能は登録しておくと転職エージェントや企業の採用担当者から直接スカウトのメールが届き、そこから応募ができるという機能です。
特に急ぎの転職でなく、「どこか良い会社があれば考えてみようかな」というような方にはオススメの機能となります。
スカウト機能に関しては実際に使った僕の意見としては、圧倒的にリクナビNEXTの方が上です。
リクナビNEXTでスカウトメールを送ってくるのは企業だけでなく、非公開求人を保有している転職エージェントからも届いたりします。
転職エージェントとしては、ユーザー数の多いサイトの方が条件に合う人材を見つけやすいですので、会員数がより多いリクナビNEXTをメインに使う傾向があります。
実際僕に届いたスカウトメールで「応募したい!」と思えるような求人は全てリクナビNEXTで届いたメールでした。
マイナビ転職はメール自体はよく来ますが、「これは!」といったスカウトがないのが正直な感想です。
- スカウト機能が優秀なのはリクナビNEXT
- マイナビ転職はあまり有益なメールは届かないという印象
どちらが内定をもらいやすい?
次にマイナビ転職、リクナビNEXTのどちらが内定をもらいやすいかです。
この辺りは実際に使ってみた体感による部分もありますが、書類選考が通りやすかったり、二次面接や役員面接に進みやすかったりするのは、リクナビNEXTの方でした。
これは広告料金がマイナビ転職は4週間が基本となっているのに対し、リクナビNEXTは2週間から広告が打てるという点が大きく関わってきます。
1回求人広告を出そうと思ったら費用としては30万円ほどかかってしまうので、企業としてはこのお金をドブに捨てるようなことはしたくありません。
特にお金にシビアな中小企業は2週間広告しか出しませんし、そこに応募してきた人の中で最も良さそうな人材を採用するということになります。
マイナビ転職は掲載期間が4週間が基本なので、その間待たされる期間も長めで、結果として最終面接に進めなかったり、内定がでなかったりもします。
ただマイナビは20代、特に20代前半~半ばにかけての転職に強いという特徴があります。
この年齢層の方であれば逆にマイナビ転職の方が内定をもらいやすい可能性はあります。
- 大差ではないが、リクナビNEXTを使う企業の方が採用意欲が高い
- ただ20代前半においてはマイナビ転職の方が強い
どちらが後悔のない転職をしやすいか?
そして最後に超重要となるのが、転職をして後悔をしないかどうかという事です。
せっかくこれまで勤めてきた会社を辞めて新天地で頑張っていくわけですから、「転職は成功だった!」と胸を張って言いたいですよね。
ただこの点に関しては、どちらも成功の可能性もあるし、失敗して後悔することになってしまった、となることもあります。
先ほどもお話した通り、マイナビ転職、リクナビNEXTに掲載されている企業の中には質の高い求人、質の悪い求人が混在しています。
それを自分自身の力で区別をすることができれば問題はありません。
自分自身のキャリアをしっかりと整理して、自己診断をしっかりとしていれば、ある程度の区別ができるようになり、転職に失敗するリスクを減らすこともできます。
ただそれでもブラック企業に入ってしまうこともありますし、そもそも自分自身のキャリアの棚卸しを自分一人で行うのはかなり大変な作業です。
自分自身の自己診断、キャリアの棚卸しができていなければどちらのサイトを選んだとしてもそこまで後悔する転職にならないと思いますが、中途半端にしか自分自身を分析できていないとしたら、どちらを選んでも転職したことを後悔してしまうようになる可能性を含んでいます。
- しっかり自己分析、キャリアの棚卸しをしていれば転職失敗となるリスクは少なくなる
- ただし、どちらも質の低い求人、ブラック求人もあるので注意が必要
確実に失敗しない転職をするなら転職エージェントとの併用がおすすめ!
ここまでマイナビ転職とリクナビNEXTを比較してきましたが、以下がそのまとめとなります。
- 使いやすさはどちらも同じレベル
- どちらのサイトも専用アプリがあり使いやすい
- 掲載企業数はリクナビNEXTがマイナビ転職の3倍と多い
- 質の高い求人数に差はないが、リクナビNEXTは質の悪い求人も多い
- スカウト機能は、断然リクナビNEXTの方が質が高い
- 内定が出やすいのはリクナビNEXT
- ただ20代前半~半ばなら20代の転職に強いマイナビ転職がオススメ
- 両者ともに転職に失敗するリスクを含んでいる
となります。
転職を考えた時に一番実現しないといけないことは、「転職に失敗しないこと」です。
もし絶対に転職に失敗したくないと思うのであれば、転職サイトと「転職エージェント」という無料で利用できる転職サービスをつかうのがいいですよ。
転職エージェントではリクナビNEXTやマイナビ転職に求人を出さないような非公開の優良求人があり、カウンセリングで転職希望者のキャリアを洗い出してくれた上で、適正や希望条件に合った求人を紹介してくれます。
転職エージェントの転職のプロが転職希望者を企業に売り込んでくれるため、それだけで内定獲得率もあがりますし、何よりもブラック企業の求人もなく、転職に自信をもって成功した!と言えるようになります。
マイナビ転職とリクナビNEXTの効果的な使い方
僕がオススメするマイナビ転職とリクナビNEXTの使い方は以下の通りとなります。
STEP1:まずは転職エージェントに申し込みをする
STEP2:リクナビNEXTに登録をしてスカウト機能を使う(スカウトを待つだけ)
STEP3:リクナビNEXTもしくはマイナビ転職に登録をして自己診断を行う
STEP4:20代ならマイナビ転職、30代ならリクナビNEXTで必要に応じて検索をする
転職エージェントに申し込みをした場合は、4番の「必要に応じて求人検索をする」は必要ないくらいです。
転職に必要なのは、
- 自分自身に最もマッチングする企業と出会えるか?
- 自分自身の自己分析、キャリアの整理ができているか?
- 企業研究をどれだけしたか?
この3点です。
登録をすればあとは転職エージェントとリクナビNEXTのスカウトからの紹介を待つだけにして、できた時間を自己分析と企業研究に使うこと。
こうすれば全ての死角をなくすことができ、さらに良質の求人と出会っていくことができるはずです。
早速登録して転職成功への一歩を踏み出そう!
転職の成功をしたい方は、まずは転職エージェントへの登録をしましょう。
登録は1つ5分もあれば終わってしまいますので、この5分を無駄と思わないようにしましょう!
また転職エージェントのサービスを受ける際には、最初に1回だけキャリアアドバイザーとのカウンセリング(面談)が必要になってきます。
登録後、電話がかかってきて、面談の日程調整をしてもらえますので、あとはアドバイザーさんに任せればOK。
カウンセリングと言っても私服で大丈夫ですし、これまでの仕事内容や経験を話していくだけです。
あとはアプリで送られてくる紹介求人を見て、気になる求人に応募すればいいだけと、いたってシンプル。
以下にオススメの転職エージェントを3社紹介します。
転職エージェントは複数登録するのが成功の近道。
全部登録しても15分程度ですから、一気に登録してしまいましょう。
絶対に登録すべき転職エージェント&転職サイト(完全無料)
1:リクルートエージェント
国内最大手転職エージェント。非公開求人数は20万件以上あり、全ての年齢層に対応しています。まずは第一に登録するべきエージェントです!
(リクルートエージェントの評判・レビューはこちら!)
2:doda
国内第2位の転職エージェントで、非公開求人数は10万件以上。求人の質と数、キャリアアドバイザーの質など、転職成功者の評価が高い、バランスのとれたエージェントです!
(dodaの評判・レビューはこちら!)
3:パソナキャリア
非公開求人は上記2社に比べると少なめですが、アドバイザーがどこよりも丁寧にサポートしてくれるので初めての転職でも安心。利用者のサポート満足度はダントツNO.1です!
(パソナキャリアの評判・レビューはこちら!)
以下に僕が壮絶なパワハラを受けていたブラック企業を脱出した体験談まとめがありますので、まだ読まれてない方はぜひ読んでみて下さい。
必要に応じてリクナビNEXTも同時に登録しよう
またリクナビNEXT経由での応募はしなくても大丈夫だと思いますが、記事の中で紹介した以下の2つの機能は転職する際においてはかなり役立ちます。
- グッドポイント診断
- スカウトメール機能
グッドポイント診断で自分のタイプや強み弱みを知っておけば面接の時の対策になります。
またスカウトメールでは自分で求人を探さなくても、あなたを採用したいと思っている企業や、非公開求人を持っている転職エージェントから連絡がメールが届くようになるのです。
ここから開かれる可能性も十分にあります。
こちらは無料で登録して、1回グッドポイント診断をすれば、あとは待っているだけでいいので転職エージェントを申し込む時に一緒に登録してしまいましょう。
リクナビNEXTひとつだけ登録すれば自己診断、自己分析、スカウトメールの全てが事足りるのでマイナビ転職は登録しなくても大丈夫ですが、20代前半の若い方や未経験職を希望している方はマイナビ転職も併用していってもいいと思います。
登録・利用料完全無料です!
グッドポイント診断とスカウト機能を使おう!
登録・利用料完全無料です!
仕事適正診断を活用しよう!
まとめ:マイナビ転職とリクナビNEXTの比較!20代30代の転職にはどちらがおすすめ?
今回はマイナビ転職とリクナビNEXTの比較を行ってきました。
結論を言えば、
- 転職を成功させるためには転職エージェントをメインで利用するのがオススメ
- リクナビNEXTでグッドポイント診断とスカウトメール機能だけ使う
- 「良い所があれば転職を考えてみたい」という方はリクナビのスカウトメールだけ利用すれば良い
- 20代前半の人ならマイナビ転職も押さえで登録しておくと良い
となります。
転職を成功させるために、とにかく重要なのは今すぐに行動に移すことです。
まずはどのサイトも登録に5分かかりませんので、この記事を読み終わったらすぐに行動をしてみて下さい!
また以下に元・社畜だった僕の転職体験談をまとめていますので、まだ読まれていない方はぜひ読んでみて下さい。
元・ブラック企業社畜管理人の転職成功体験談!