- 学生時代部活でマネージャーしてたけど強みがわからない
- そもそもマネージャーって強みになるの
- 自己PRの書き方を知りたい
そんな悩みにお答えします。
- そもそも自己PRとは
- 強みを見つけて自己アピールをする4STEP
- 部活のマネージャー経験の自己PRの書き方
- 強みが見つけられないときの2つの対処法
この記事を読めば、マネージャーだった頃の経験を強みにして自己PRで伝えられるようになるでしょう。
強みにして伝える事ができれば、相手により良い印象を持ってもらえ、採用される確率もアップするはずです。
- 企業の新卒採用・中途採用に携わって10年以上
- 1,000人以上を面接した経験と実績
- 転職を7回経験し、応募者としての経験も豊富
- 多数の転職エージェントの利用歴あり
それでは、マネージャーだった頃の経験を強みにして、相手に伝えるための方法についてお話していきます。
目次
部活のマネージャーでも自己PRの強みになるの?

結論、部活でのマネージャーの経験も自己PRとしての強みに十分なります。
それを紹介していこうと思います。
高校生活で頑張ったこと(ガクチカ)は大きな強みになる
「学生生活で頑張ったこと」はなんですか?
急に言われるとパッと浮かびにくいかもしれませんが、学生生活で頑張ったことは就職の際の面接で大きな強みになります。
- 受験勉強
- 部活動
- 勉強と部活文武両道で頑張った
- 資格取得に励んだ
- バイトを主に頑張った
特に、部活動で得られることはたくさんあるはず。
人間関係、忍耐力、限界を突破する力など、数え上げればきりがないですよね?
これらは全て、あなたの強みになるのです。
部活のマネージャーは特に強みになる!
特に部活のマネージャーをしていた経験は、あなたの強みになります。
それは相手が知りたいのは、あなたの実績ではなく以下のようなことです。
- あなたがどんな人で
- どういう経験・活動をしてきたか
あなたがマネージャーをやってきて、どう感じて何を学んだのか?など、あなたの人柄が伝わることは強みになるのです。
特にマネージャーは自分を犠牲にして、部員のために力を尽くす縁の下の力持ち的な存在です。
この辺りをいくつかのエピソードと絡めながら話していくといいですよ。
マネージャーをしていた経験は大きなポイントになりますので、必ずアピールができるように準備をしておきましょう。
自己PRとは強みをアピールするもの、実績がなくてもOK!
自己PRは、自身の長所や特徴をいかにうまく相手に納得させられるかということがポイントとなる。その内容は自身の趣味や特技や資格のみでなく、自身がこれまでに頑張ってきた事柄にまで範囲を広げ、そしてその事柄において自身がどのように成長できてきたかもアピールすることが大切である。そしてそれが社会人となってからどのように活かされ、企業においてはどのように役立つかまでも話せる必要がある。
引用元:Wikipedia
つまり自己PRとは、「自分はこういう性格ですよ」「こんな経験をしてきましたよ」「入社するとこんな事ができそうだな」が伝えらればOKなのです。
それに関する、具体的なエピソードがあれば、さらにいいですよね。
具体的なエピソードは面接においてかなり効果があります。
- 人事担当者が応募者に興味・関心を持つようになる
- 実際に会社に入った際の働き方をイメージできる
それをより具体的に想像できるので、採用率がグンと上がってくるはず!
このようなイメージを相手に与えられるかどうかというのは面接においてかなり重要ポイントですよ。
ただし、自己PR=過去の実績アピールの場ではありませんのでこれは頭に置いておきましょう。
部活のマネージャー経験は面接時に大きな武器になる!
部活のマネージャー経験の強みとは? 自己PRはどうまとめる?

実際、マネージャーが強みになるのはわかったけど、具体的にどうアピールしたらいいのか、わからないですよね。
そんな人のために、アピールポイントの引き出し方についてお伝えしていきます。
部活のマネージャーを自己PRでアピールする方法
それでは具体的にどうやって自己PRをしていくか考えていきましょう!
自己PRの際はまず以下について考えていく必要があります。
- やってきたことは何か?
- それをやってきて何を得たのか
- その中でどう感じたのか
- それをどう活かすのか
次の章で、ステップごとに解説しますが、マネージャーの経験を通して上記の部分をアピールしていくのです。
部活のマネージャーしか経験がなくても問題なし!
この記事を読んでくれている人の中には、「部活と言えばマネージャーしかしたことがない」という人も多くいるでしょう。
「中学から高校・大学まで、マネージャーしかやった事がない。」
「マネージャーのエピソードしかない…」
ちょっと他の人に比べてエピソードが弱いと感じるかもしれませんが、全くそんなことはありません!
でも、学生時代に、マネージャーをしてたなら、マネージャーのみのエピソードでも全然OKです。
マネージャーをしてきた人というのは、部活動をやってきた人に比べると圧倒的に数が少ないんですよ。
自信を持ってアピールをしていきましょう!
自己PRって、実績がないとダメじゃないの?
実績はあるに越したことはありませんが、全く実績がなくても大丈夫です。
実績がないから、強みとしてアピールしたらダメなんでことも一切ありません。
相手が見ているのは、あなたの将来的な可能性で、一緒に働くとどんな働き方をしてくれるのか?です。
なので、あなたの人柄や経験してきたと全てが強みになります。実績はそこまで重要ではありません。
面接官が見ているのは実績ではなく、どのような将来性・可能性を持っているか!
部活のマネージャー経験の強みを見つける方法を解説

次に、強みを見つけるための4STEPをお伝えしていきます。
用意するものは、紙とペンのみ。
まずは紙とペンを使って、以下のことをひたすら書き出していきましょう。
- マネージャーとしてやってきたこと
- マネージャーしてきたことで得られたこと・感じたこと
- それを会社でどう活かしていくのか
- エピソード
それでは、やっていきましょう。
STEP①:マネージャーとしてやってきたことを書き出す
箇条書きでいいので、マネージャーとしてやってきたことを思いつく限り書いていきましょう。
マネージャは選手よりも、より細かいことを色々こなしサポートしてきたはずです。
- 選手の怪我のサポート
- 練習中スムーズに進むように色々と準備
- 顧問に言われたことをキャプテンに伝える
- 体育館(場所)などの予約・支払い管理 など
制限時間を30分程度に設定して、その期間は他のことは考えずにどんどん書き出していきましょう。
STEP②:部活のマネージャーで感じたこと・得られたことは?
続いて、書き出した紙に、「マネージャーで感じたこと・得られたこと」を書き足していきます。
この部分に、あなたの人柄が出てきます。
選手の怪我のサポート
これまでメンバーに選ばれるために、必死でやってきたのに辛いだろうな…。何か、私でもやれることはないかな?
⇒ 相手を思いやれるようになった
練習中スムーズに進むように準備
次の練習には何が必要で、何を準備しておくといいのかなどを考えるようになり、スムーズに練習できるようにしてきた
⇒ 段取りを組むのが得意になった
顧問に言われたことをキャプテンに伝える
部員が多かったので、私(マネージャー)からキャプテンへ連絡事項を伝えることもあった。連絡が滞らないように、常にコミュニケーションは意識した。
⇒ コミュニケーション能力がついた。報連相の重要さを知った
体育館(場所)などの予約・支払い管理
学校の体育館が工事中で、別の体育館でやっていたため、体育館の予約などもしていた。
⇒ スケジュール管理をする能力も身についた
このように肉付けしていくイメージで、感じたこと・得られたことを追記。
より意識して行なってきたことなども書いておきましょう。
ここも文章などはあまり気にせず、まずは書き出していきましょう。そうすることで色々書き出せます。
初めから完璧な文章にしなくてOKです。
やってきたことをよりたくさん書き出しておくと、バリエーションも増え、就きたい職業にあったアピールポイントを使い分けることもできますよ。
STEP3:その経験から今後活かせることを追加
ここは、今後どういう風にして行きたいのかの、アピールポイントになります。
選手の怪我のサポート
これまでメンバーに選ばれるために、必死でやってきたのに辛いだろうな…。何か、私でもやれることはないかな?
⇒ 相手を思いやれるようになった
⇒ もっといろんな人をサポートしていきたいと思った
※接客業、介護、リハビリのサポート職など
練習がスムーズに進むように準備
次の練習には何が必要で、何を準備しておくといいのかなどを考えるようになり、スムーズに練習できるようにしてきた
⇒ 段取りを組むのが得意になった
⇒ 仕事でも先のことを意識し、効率よく段取りを組んでやっていきたい
※企画・営業・スケジュール管理など
顧問に言われたことをキャプテンに伝える
部員が多かったので、私(マネージャー)からキャプテンへ連絡事項を伝えることもあった。連絡が滞らないように、常にコミュニケーションは意識した。
⇒ コミュニケーション能力がついた。報連相の重要さを知った
⇒ 職場・取引先とののコミュニケーションを大切にしていきたい
※営業などコミュニケーションスキルが必要な職など
体育館(場所)などの予約・支払い管理
学校の体育館が工事中で、別の体育館でやっていたため、体育館の予約などもしていた。
⇒ スケジュール管理をする能力も身についた
⇒ スケジュール調整したり、会場の予約管理がスムーズにできる
※イベント系・事務や秘書、管理をする職など
こんな感じで、より深堀りしていきましょう。
今後活かせること・活かしていきたい事があると、より一緒に働くときのイメージも湧きやすくなりますよね。
STEP4:エピソードを組立、文章化していく
このSTEPの①~③を明確にしておくことで、エピソードも簡単に書けるようになります。
エピソードが具体的だと、より信憑性もアップしますよね。
実際に、あなたがどんな人柄でどんな経験を積んできたのかも、エピソードにすると相手に伝わりやすくなるのです。
この部分が完成すれば、ある程度は自己PRが出来上がるので、次の章で例文にして、紹介していきます。
順番にステップを踏んでいけば、簡単に自己PR文が完成!
部活マネージャー経験の自己PRの書き方【コピペOK】
実際に作ってみた自己PR文がこちらです。
以下のような流れで組立をしていきます。
- マネージャーとしてやってきたこと
- その際、主に意識していたこと
- 意識するようになったきっかけ
- どんな風に活かしていきたのか?
このように深堀して書いていくことで、文章が書けるようになります。
自己PR文例①:人のサポートがしたい!が強み
選手の怪我のサポート
これまでメンバーに選ばれるために、必死でやってきたのに辛いだろうな…。何か、私でもやれることはないかな?
⇒ 相手を思いやれるようになった
⇒ もっといろんな人をサポートしていきたいと思った
※接客業、介護、リハビリのサポート職など
上記を元にして自己PR文を作っていきましょう。
私は学生時代、部活でマネージャーをやっていました。そこで1番意識していた事が、怪我をしている選手のサポートでした。
これまでメンバーに選ばれるために、必死で練習している姿も見てきて、怪我をして練習に入れないもどかしさも近くで感じたこともあります。
そこで「私でも何かやれることはないかな?」と考え、怪我しているプレイヤーの気持ちに寄り添うようにしていきました。
相談に乗ることも増えてきました。
そのおかげか「怪我しているときには、色々ありがとう」と言ってもらえ、その言葉が今でも忘れられず、やってきてよかったなと思っています。
この経験を活かし、より多くの人をサポートしたいと思うようになりました。
自己PR文例②:段取り力・周りに対する気配りが強み!
練習がスムーズに進むように準備
次の練習には何が必要で、何を準備しておくといいのかなどを考えるようになり、スムーズに練習できるようにしてきた
⇒ 段取りを組むのが得意になった
⇒ 仕事でも先のことを意識し、効率よく段取りを組んでやっていきたい
※企画・営業・スケジュール管理など
こちらの内容から作った自己PR文が以下のものです。
私は学生時代、部活でマネージャーをやっていました。
そこで1番意識していた事が、いかに選手がスムーズに練習をやれる環境を作るのか?でした。
と言うのも、私がマネージャーを始めたばかりの頃に、周りへの配慮が足りず、練習が中断したことがあったのです。
そのとき、顧問に「マネジャーは、段取り・周りへの配慮・気配りが大事だぞ。マネージャーでも同じ練習に参加しているんだよ」と注意を受けてしまいました。
それからは、「プレイヤーには練習だけに意識して欲しい」と思い、練習に合わせて、何を準備したらいいのか?どうしたらやりやすくなるのか?を考え取り組むようになりました。
そのおかげで、段取りを組むのが得意になったり、周りをみる力もついてきたかなと感じています。
仕事をするときも、次のことを考えながら、段取りややりやすさ効率などを考慮し、仕事に取り組んでいきたと思っています。
自己PR文例③:コミュニケーションが強み!
顧問に言われたことをキャプテンに伝える
部員が多かったので、私(マネージャー)からキャプテンへ連絡事項を伝えることもあった。連絡が滞らないように、常にコミュニケーションは意識した。
⇒ コミュニケーション能力がついた。報連相の重要さを知った
⇒ 職場・取引先とののコミュニケーションを大切にしていきたい
※営業などコミュニケーションスキルが必要な職など
こちらを元にして3つ目の自己PR文を作ってみましょう!
私は学生時代、部活でマネージャーをしていました。
そこで1番意識していた事が、周りとのコミュニケーションをとることでした。
マネージャーをする前は、積極的にコミュニケーションを取れる方ではなかったので、最初の頃はプレイヤーとも、距離を積めることができませんでした。
これでは、選手が何を求めているのかもわからずダメだなと思い、自分から積極的にコミュニケーションをとるように心がけていくようにしました。
そうすることで相手が何を求めているのかも、わかるようになってきました。
距離が縮まることで、相談も受けるようにもなりました。
「私がいると場が和む」と言われてたこともあり、嬉しかったです。
今では、初対面の人とも楽しく盛り上がって会話をする事ができるようになりました。
仕事をするときも、コミュニケーションを取ることは大切だと思っています。
職場の人や、お客さんとのコミュニケーションも大切にしながら、仕事に取り組んでいこうと思います。
このように1つずつSTEPをこなしていけば、誰でも簡単に自己PRができます。
このような、エピソードを元にした自己PRは面接官のウケもかなりいいです。
「その話、もうちょっと聞かせてよ!」
こんな風に言われたら、かなり面接官はあなたに対して興味を持っていると考えていいですよ!
誰にも負けない、自分だけの自己PR文を作っていこう!
それでも強みがわからないよって人へおすすめの2つの方法
「それでも強みを引き出せなかった…」人へ、以下の2つの方法を紹介します。
- 友人や家族周りの人へ聞く
- 就職エージェントを利用して一緒に作る
他人へ聞き、客観的なアドバイスをもらうと自分の強みも見つけやすくなるのでおすすです。
①:自分の強みが何か? 友人や家族周りの人へ聞く
自分の強みがわからない時は、友人や家族周りの人に聞くのがてっとりばやいです。
少し恥ずかしいですが、そばにいる人の意見は本当に参考になるので、息詰まっている人は聞いてみるといいですよ。
自分では気がつかなかった、意外な自分の一面を発見できるかもしれません!
②:就職エージェントを利用して一緒に作る
「でも、周りの人に聞くのは恥ずかしい!」という人が大半ですよね。
それに自分を客観的に分析するのは簡単なことじゃありません。
そんな場合は、就職エージェントを活用するのも一つの手です。
就職エージェントは、就活・面接のプロが面談を通して、就活生の強みや適正を見つけ、最も合った企業探しをしてくれるサービス。
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プロに相談し、一緒に考えることで、自分の強みも見つけやすくなります。
何よりも全てのサービスが無料受けられるので、むしろ使わないと損するレベルですよ。
登録して、自分に合わないと思ったら、利用しなくても全然問題ありません。
自己PR文がなかなかできなくて悩んでいるなら、試しに登録してみるのもいいでしょう。
部活のマネージャー経験を自己PRで書くポイントを解説【例文あり!コピぺOK】まとめ

この記事では、部活でのマネージャーの経験を強みに自己PRを作成していく方法を紹介していきました。
部活のマネージャー経験以外でも、このステップで自己PRを完成させると、より伝わりやすい自己PRが書けると思うので、ぜひ活用してみてくださいね。
- マネージャーとしてやってきたことを書き出す
- そのやってきたことで得られたこと・感じたことを追加
- その経験から今後活かせることを追加
- エピソードにして、文章にしていく
またどうしても強みを自分で見つけられない時や、本当に自分が作った自己PR文で良いか知りたい時は無料で使える就活サービスを使ってみるのもいいでしょう。
今すぐ行動することが幸せへの第一歩です!
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また以下に僕が月100時間以上の残業、パワハラで苦しんでいたブラック企業から転職をした時の体験談がありますので、こちらもぜひお読み下さい。