今回は転職エージェントの中でもハイキャリア転職向けとなっている「JACリクルートメント」の特徴などを紹介していきたいと思います。
JACリクルートメントというと、
「あまり名前を聞かない転職エージェントだから、ちょっと心配」
という方や、
「聞いた事はあるけど、ハイキャリアの求人しかなくてちょっと登録するのに敷居が高い」
と思っている方もいらっしゃると思います。
でも僕が転職活動をしている際、JACリクルートメントに登録して利用したのですが、そういったイメージとはちょっと違った所もありましたので、その辺りも含めて、解説をしていきたいと思います。
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JACリクルートメントの特徴
JACリクルートはイギリスに本社がある転職エージェントで、外資系企業への転職、海外就職、管理職などのハイクラス転職に強いと言われています。
ホームページには以下のような特徴が書かれています。
JACリクルートメントの主な特徴
- 30~50代の転職に強い
- 課長職以上の転職に強い
- 外資系企業・海外進出企業の転職に強い
- 全求人の60%が非公開求人
- 利用者の満足度94.5%
- 総650名以上のアドバイザーが転職をサポート
JACリクルートメント拠点一覧:
東京、さいたま、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、広島
このように見てみると、やはりミドルクラス以上の転職や外資系企業の転職に相当な自信があると言うことがわかります。
ここから見てみると、JACリクルートメントは以下のような転職者に向いているエージェントといえます。
- 30代以上でミドルクラス・ハイクラス転職をしたい方
- 外資系企業への転職を考えている方
- 海外への転職を考えている方
まず、これらの条件に合っている方はぜひ登録をすべきでしょう。
ただミドルクラス・ハイクラス転職といって、やみくもに登録しても、これまでの経験や実績がない場合は紹介できる求人が少ない場合もあります。
実際紹介される企業の質も高く、基本的に管理職以上の求人の紹介になるため、営業などのプレイヤーとしての実績以上に、マネージャーとしての経験が必要になってきます。
僕は30代で登録をしましたがその際の年収は約500万円で役職は課長職でしたが、最低でも年収450万円、課長職以上の役職があるといいと思います。
外資系企業に自信がある
ホームページの取引企業を見てみてもやはり外資系の企業が多く、名だたる企業のロゴが並んでいます。
- レノボ(Lenovo)
- ミシュラン(MICHELIN)
- ダイソン(dyson)
- プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
などの一流企業ばかりです。
外資系企業や、英語を活かした転職には絶対的な自信をもっており、以下のような外資系ならではノウハウも持ち合わせています。
- 外資系に特化したレジュメ・面接対策
- 英語でのレジュメ作成・面接対策
この辺りは他の転職エージェントでは太刀打ちでない部分になります。
外資系企業や海外転職をここまで成功させている転職エージェントは、JACリクルート以外にはないんじゃないかと思います。
実際にこれまで外資系企業や海外企業に転職成功させてきた、その経験の積み重ねによって蓄積してきたものなので、外資系企業への転職を考えている方は、この知識を利用しない手はありません。
また外資系企業や英語を活かした仕事への転職は、英文の履歴書は職務経歴書が必要になる場合もありますが、それらの書類のサポートもしてもらえたり、英文レジュメのサンプルをダウンロードできたりする点も他の転職エージェントにない強みと言えます。
日本企業のミドルクラス・ハイクラス転職にも強い
またホームページを見ると、外資系企業への転職、英語を使う仕事への転職例が多く掲載されているため、外資系の企業しかないように思いますが、僕が登録した実際に紹介された企業は国内企業も多くありました。
アドバイザーにその辺りの事を確認してみると、最近では国内の優良企業のミドルクラス転職・ハイクラス転職にも力を入れているとのことでした。
ただ紹介される求人案件は基本的に年収500万円以上のクラスのものになりますので、ある程度の実績・経験が必要になってくるかも知れません。
英語ができないと登録できない?
JACリクルートメントは外資系企業への転職に強い転職エージェントなので、「英語ができないと登録ができないんじゃないか?」と思うかもしれませんが、そんな心配もいりません。
実際僕は英語は簡単な旅行会話程度しかできませんが、登録は問題なくできましたし、紹介される企業も英語会話力必須という企業は一社もありませんでしたので、その点は安心して下さい。
アドバイザー(コンサルタント)の力がすごい
僕がJACリクルートメントを利用する中で、他のエージェントと最も違いを感じたのはアドバイザーの力です。
他のエージェントは転職希望者に1人のアドバイザーがついて、各企業の担当者と連携をとって転職サポートをするという形がほとんどですが、JACリクルートメントは各企業を担当している人がそのままアドバイザーとなり転職希望者に求人紹介をしてくれます。
そのためメインの担当となる人がいるものの、複数のアドバイザーから求人の紹介をしてもらえます。
面談の際も最初にメインの担当となるアドバイザーが面接をし、最後に求人紹介をしてくれますが、自分が持っている案件の紹介が終わると、別のアドバイザーが別の求人を紹介してくれます。
担当アドバイザーは必ず企業を訪問しているので採用担当者とつながりがありますし、企業の雰囲気もアドバイザー自身が知っているので自信をもってこちらに伝えてくれるので、企業の雰囲気や入社後のイメージがしやすいという点があります。
また担当アドバイザーと企業のつながりが太ければ、簡単に書類選考を突破して面接のセッティングがされたり、平日の面接が難しい場合は土曜日の面接を調節してくれたりと非常にレスポンスの速い対応をしてくれます。
面談の途中でも、「面接はおそらく○○さんという、担当部署の責任者の方が行ってくれますが、こういう人です」という事を伝えてくれますので、あらかじめそれにあった面接対策ができたりします。
アドバイザーが人なつこい人だと、その企業の従業員と友達に近いような感覚の人もおり、細かい雰囲気や実際の社風なども教えてくれたりします。
僕が紹介された企業の時は、
「ここは責任者の方が体育会系なので、ついていけない人はちょっと難しいかもしれませんよ」
「この会社は条件はとてもいいですが、常に勉強をしていかないといけないという社風があります」
というような、紙の求人情報だけではわからないような情報をたくさん教えてもらいました。
中には「そんな事いっちゃっていいの?」というような内容もあったりしますので、この部分は転職活動を進めていく中でかなり有効になってくると思います。
他の企業のように自分の担当アドバイザーと企業担当が別々になっているとどうしてもレスポンスが遅くなってしまったり、ちょっとしたニュアンスが伝わりにくかったりしますので、この点に関してはJACリクルートメントならではの強みといえます。
レスポンスがとにかく速い
レスポンスが速いという点が出ましたがこの点に関してはホームページにも記載がされており、
- あらゆるお問い合わせに対し、原則『24時間以内(営業時間)』に対応または状況報告いたします。
- 初回面談当日、もしくはそれまでに求人の有無をお知らせいたします。
- 書類選考、面接の結果等が出たら、原則『24時間以内』にお知らせいたします。
- ご経験が活かせる求人の情報が手に入り次第、随時ご連絡を差し上げます。
- 退職手続きのアドバイスなど入社前に必要なご相談を承ります。
- また、サポートのため入社の1週間前と1ヵ月後にご連絡を差し上げます。
これだけのサービスクオリティをJACリクルートメントは宣言してしまっています。
宣言するだけあって、対応は本当にスピーディで、的確です。
やはりそこはハイクラス求人を専門としているだけあってアドバイザーの腕も確かだなと思わされた点です。
アドバイザーのフットワークも軽い
JACリクルートメントのアドバイザーは他の転職エージェントのアドバイザーのように、拠点だけに常駐して面談やカウンセリングを行うという事はありません。
転職希望者が夜の時間しか空いていなければ、会社近くのカフェやファミレスで待ち合わせをして面談を行ってくれたりします。
このあたりのフットワークが軽いため、毎日残業でなかなか転職に踏み出せないというような方にとっても使い勝手がよいエージェントだと言えます。
40代、50代でも利用できる
僕がJACリクルートメントの拠点に行った時ですが、待合室で50代ぐらいのビジネスマンを見かけました。
JACリクルートメントは50代でも実績・年収・マネジメント経験があれば登録できるようになっています。
現在、転職は売り手市場と言われていますが、40代を過ぎてくると少しずつ買い手有利になってきてしまう所があります。
そのため、他の転職エージェントでは40代以上だとどれだけの実績があったとしても登録できない事もありますが、JACリクルートメントには40代、50代向けを求める管理職ポジションの求人も多くあるため、ミドル層、シニア層も登録しやすくなっています。
40代、50代向けの求人がほとんどここに集中しているんじゃないかと思えるほど、求人案件も充実していますので、現状で妥協してしまっている40代、50代の方は一度登録してみてください。
JACリクルートメントのデメリットはあるか?
僕が利用している間は、JACリクルートメントに対する悪いイメージというものはありませんでした。
ただ人によってデメリットとなる点もあると思いますので、思いつく点を紹介していきます。
担当アドバイザーが複数である事
先ほどお話ししましたが、JACリクルートメントでは企業を担当しているアドバイザーが求人紹介をしてくれるようになっています。そのため、求人紹介をしてくれるアドバイザーが複数になってしまう事になります。
僕の場合は問題ありませんでしたが、人によっては、
- アドバイザーが変わるたびに、こちらの事を話さないといけない
- こちらから連絡をする際の電話番号が増えて仕方がない
など、抵抗のある方もいるかもしれません。
もちろんアドバイザー間で情報の共有はしていますが、転職活動の状況も変化していきますので、この辺りは多少面倒に思ってしまうかもしれません。
JACリクルートメントは土曜日の営業日が少ない
JACリクルートメントの営業時間は基本的に平日のみとなります。
他の転職エージェントは日曜日の面談ができるとこもありますし、土曜日の面談はほとんどの転職エージェントで実施していますが、JACリクルートメントは土日の面談は基本的に行っていません。
ただこれは裏事情ですが、各アドバイザーは月に1回土曜日に出社をすることになっており、この月イチの土曜日に日程調整をする事ができれば土曜日の面談も可能ということになります。
平日の面談がどうしてもできない場合は「土曜日だったらいつでもいいので、面談ができる日はないでしょうか?」を聞いてみるのもいいと思います。
土曜日に面談を行ってもらえないというのは、相当デメリットになるのですが、ただその分平日の対応がレスポンシブで、夜遅い時間帯に会社近くのカフェ等で面談をしてもらえる等してそのデメリットを補っています。
20代の方や年収300万円台の方は登録が難しい
JACリクルートメントはミドルクラス・ハイクラス向け求人・外資系企業への転職に特化した転職エージェントになるため、現時点で年収が低かったり、経験がないと登録が難しいですし、もし登録できたとしても紹介できる企業があまりなかったりします。
そのような場合は逆に転職活動期間を長引かせてしまう結果になってしまいますため、20代向けの転職エージェントや大手の転職エージェントに登録するのがいいでしょう。
まとめ:JACリクルートメントは外資系・ハイキャリア転職を求める方、40代以上の方にオススメ
今回はJACリクルートメントの特徴・メリット・デメリットを解説してきました。
紹介の通り、JACリクルートメントは以下のような方に最適の転職エージェントといえます。
- ミドルクラス・ハイクラスへの転職を考えている方
- 外資系・英語を使った仕事への転職をしたい方
- 海外への転職を希望している方
- 転職を考えている40代、50代の管理職経験者
もちろん利用料は完全無料となっていますので、上記に当てはまる方は、まず登録してみて話を聞いてみて下さい。
本文の中でも紹介しましたが、JACリクルートメントのアドバイザーと企業の採用担当者のパイプは本当に太く、書類選考突破力はハンパありません!
他のエージェントでなかなか書類選考が通過しないという方は、JACリクルートメントに登録してそのスゴさを実感してみてください。
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