皆さん、今の会社すぐにでも辞めたいと思ってませんか?
でも実際辞めるという事になると、辞めた後に生活できるかどうかなど、お金の事が気になってきますよね。
「会社を辞めて転職活動している間無収入というのも不安だし…」
という不安は誰もが持つと思います。
でも大丈夫です。
そんな人でもお金に心配なく、会社を辞める方法があります。
この方法を使えば現在の月給や年齢にもよりますが、退職後すぐに月15万円~24万円程度のお金が手に入ります。
しかも一切働かなくても手に入るお金です。
ほとんどの人がこの方法を使う事ができますので、ぜひ利用して下さい。
失業保険を退職後すぐにもらえるようにする
今回紹介する方法は、失業保険を退職後すぐにもらうという方法です。
通常失業保険は退職後3ヶ月経った後でないともらうことができませんが、この方法を使う事によって退職後すぐにもらう事ができるようになります。
また通常失業保険が給付される期間は年齢により90日~150日と決まっていますが、この方法を使えばそれを大幅に伸ばす事ができます。
例えば、30歳でその会社で働いた期間が10年という場合を考えてみます。
この場合、通常の申請をしてしまうと、
給付開始:3ヶ月後
給付期間:120日
となりますが、今回の方法では
給付開始:すぐに支給開始
給付期間:210日
このように給付開始、給付期間ともに大幅に優遇されます。
使わないと損ですよ!
給付期間がほぼ倍になりますので、もらえるお金も倍近くになるということです。
また転職が早めに決まった際は残りの給付金額に応じた再就職手当といわれるお祝い金ももらえますので、これはぜひ使っておきたいです。
失業保険をすぐもらうために退職理由が「会社都合退職」である必要がある
他の会社に転職したいなどというような理由で退職した場合、会社から発行される離職票には「自己都合退職」と書かれるのが通常です。
「自己都合退職」だと、先ほどもお話しましたが、悪い条件でしか失業保険が給付されなくなってしまいます。
じゃあどうするの?
という事になりますが、離職票は通常通り「自己都合退職」という事で会社に書いてもらってかまいません。
今回の方法では、失業保険申請時に「自己都合退職を会社都合退職に変更する」という方法を使います。
ではその方法を具体的に説明していきます。
「自己都合退職」を「会社都合退職」に変えるための条件
退職理由に関してですが、実はハローワークで申請をすれば「自己都合退職」から「会社都合退職に」変更する事もでき、これはそれほど難しいものではありません。
そして最も簡単に「会社都合退職」に変更する方法は
月45時間の残業を3ヶ月続ける
という事です。
月45時間というと「そんなに残業しないとダメなの?」と思うかもしれませんが、1日にすると約2時間ですので、実際やってみるとそれほど大変な事ではありません。
それに残業がない会社というのもそれほど多くはないと思いますので、普通にクリアしている人も多くいるんじゃないかと思います。
また以下のような場合は、より少ない期間で「会社都合退職」に変更する条件を満たす事もできます。
- 月80時間以上の残業なら2ヶ月
- 月100時間以上の残業なら1ヶ月
この残業時間を証明できる証拠(タイムカード、勤怠表など)があれば、ハローワークで失業保険の申請をする際に提出すれば、ほぼ100%の確率で「会社都合退職」に変更をしてもらえます。
タイムカードのコピーや写真を撮るのが難しいという場合は?
でも中には
「タイムカードのコピーをとるのは難しい」
「写真を撮ろうにもいつも上司がいて何を言われるか分からない」
「そもそもタイムカードがない」
というような方もいらっしゃると思います。
そのような場合は以下の方法で証拠を残す事ができます。
- 手書きのメモ
- 退社時に会社のパソコンから個人のメールアドレス宛てにメールを送る
- 会社で使用しているパソコンのログデータ
- 会社で撮影した時刻が分かる画像
個人的にオススメするのは手書きのメモです。
手書きといえどしっかりと毎日メモしていけば、信憑性の高い証拠として受付される場合がほとんどです。
ここで注意したいのは、時刻はできる限り具体的に記入するという事です。
アバウトに、
10/1 出社8時 退社20時
10/2 出社8時 退社19時30分
などと記入するのではなく、
10/1 出社7時51分 退社20時3分
10/2 出社7時53分 退社19時34分
などとより具体的な数字を記入するようにすると、信憑性が高くなり、手続きがスムーズになる場合が多いです。
どうしてもタイムカードの写真やコピーがとれずにメモだけで申請をした人も何人も見てきましたが、これまで「会社都合退職」への変更ができなかったという人は一人もいません。
ハローワークでの失業保険手続き申請時に必ず申請
退職後、会社から離職票が送られてくると思いますので、離職票が届いたらすぐにハローワークで失業保険の申請をしに行きましょう。
その際に、退職理由についてハローワークの職員より
と聞かれますので、その際に異議があるという事と、その証拠を提出するようにしましょう。
明らかに証拠能力がある場合はその場で「会社都合退職」に変更される場合もありますし、確認が必要な場合は一旦保留となり、後日連絡が来るという場合もあります。
どちらにせよ、「会社都合退職」に変更できるチャンスはこの1回限りになります。
ここでの判断が却下された場合は、それをひっくりかえすのは至難の業になりますので、証拠の準備などはしっかりと行って臨むようにしましょう。
退職後に前職の職場に連絡がいく場合もあります
また「自己都合退職」から「会社都合退職」に変更をする際、ハローワークから職場に、事実確認の連絡がいく場合もあり、それを受けた会社からの連絡があなたに来る場合もあります。
この辺りはハローワーク次第になるため、確実にそれを防止する方法はありませんが、申請の際に「退職する際にトラブルがあったので、できれば会社には連絡をしてほしくない」という事を一言添えるようにするといいでしょう。
まとめ:退職理由を会社都合退職にすれば失業保険をすぐ受け取る事ができます
今回紹介した方法を使えば、退職後すぐにお金が手に入るようになりますので、会社を辞めたいけど「お金がない」という理由でやめられないという方にはとてもオススメの方法になります。
また、この条件を使うには、現在の職場で1年以上在籍している事が必要になります。
残業時間に関してもほとんどの方が条件をクリアできると思いますし、現在でも軽くその条件を満たしている人もいるかもしれません。
わずか3ヶ月の間残業を我慢すれば、その後半年以上もの期間、毎月15万円~24万円前後のお金が入ってきます。
3ヶ月間の残業はちょっとキツイと思う人もいるかもしれませんが、その後は半年以上、アルバイトやなにもしなくても良いのでなんとかクリアしていきましょう。
かなり大きな金額になりますし、転職活動期間中もお金がなくて苦しむ事もありませんよ。
転職・再就職活動は転職エージェントをうまく利用しよう
再就職活動はハローワーク以外でも行うことができますが、最も効率よく再就職・転職を成功できるのは転職エージェントを利用する事です。
転職エージェントは「転職のプロ」のアドバイザーが相談にのってくれ、これまでの経験、キャリアに合った企業や仕事を紹介してくれるというサービスで、キャリア、経験があれば退職をしていたとしても利用する事ができますし、転職エージェントを利用して再就職・転職に成功した場合は、国から「再就職手当」を支給されます。
「リクナビNEXT」などの一般転職サイトを利用して再就職・転職に成功したとしてもこの「再就職手当」はもらえません。
どうせ再就職活動・転職活動をしてお金がもらえるのですから、利用しない手はありません。
何よりも転職エージェントはその人の経歴やキャリアに最も適した求人紹介をしてくれますので、効率的にスピーディに再就職・転職を実現する事ができます。
転職エージェントは、企業に人材を入社させることによって、その年収の何割かを成功報酬としてもらうというビジネスモデルですので、求職活動者の利用料は完全無料になります。
経済的な負担は完全にゼロでし、入社してすぐに退職にならないようにブラック企業などの紹介はしないようになっているので、その点も安心して利用する事ができます。
【これで失敗しない!】実際に利用してよかった転職サイト4選
僕はこれまで10社以上の転職エージェントを利用してきましたが、中にはイマイチなエージェントもありました。
ここでは僕の経験から、自信を持って利用をすすめることができる転職エージェント・転職サイトを4つ選んでみました。
また番外編として登録しておくと面接時に有利になる情報が得られるサイトも紹介しておきますので、よかったら参考にしてください。
こちらのランキングはある程度の経験がある方向けとなります。
既卒の方、第二新卒の方は、既卒・第二新卒向けのおすすめ就職エージェント・転職エージェントをご覧ください。
1位:doda(デューダ)
- 10万件以上の求人からアドバイザーが最適の企業を紹介してくれる
- 各業種の専門アドバイザーがいるので、どんな業界への転職も安心
- アドバイザーの質が高く、転職成功者の満足度が高い
「doda
公開求人だけでも10万件以上あり、さらに豊富な非公開求人とあわせた求人の中からあなたにぴったりの求人をキャリアアドバイザーが探してくれます。
求人の質と数、キャリアアドバイザーの質など、転職成功者の評価が高い、バランスのとれた転職エージェントがdodaです。
ストレスが溜まりやすい転職活動なので、アドバイザーの人間性などはとても大事。
もちろん全てのアドバイザーの質が高いとは言い切れませんが、実際に転職した利用者の満足度が高いのがdodaです。
また面接の質問の傾向なども教えてもらえるので、対策もしっかりした上で面接に臨むことができます。
dodaに登録することで、転職成功の確率がぐんと上げることが可能です。
2位:パソナキャリア
- 親身なサポートで初めてでも安心の転職エージェント
- 親切で優秀なキャリアアドバイザーが多数
- 今よりも高年収の転職成功の可能性が高い
次に紹介するのは、dodaと並んで人気の転職エージェント「パソナキャリア
豊富な非公開求人とあわせた求人の中からあなたにぴったりの求人をキャリアアドバイザーが探してくれます。
パソナキャリアの最大の特徴は転職初心者に優しい点。
始めての転職だと不安や悩みが尽きないですが、親身になって対応してくれるので安心して転職活動を進めることができます。
また前職よりも年収アップした人が多いのもパソナキャリアの特徴です。
ハイクラス転職も狙えるので、「転職すると年収が下がる…」と不安を持っている人は一度登録してカウンセリングを受けてみるといいでしょう。
40代の方も登録しやすい転職エージェントですので、年齢がネックで転職を躊躇してしまっている人にもオススメです。
dodaと一緒に登録しておけば、かなり幅広い求人を紹介してもらうことができますよ。
3位:JACリクルートメント
- ハイクラス転職、外資系転職に強い
- 企業とアドバイザーとの距離が近く、企業の状況がわかりやすい
- 30代以上の登録が多く、40代でも登録しやすい
30代後半から40代の方にオススメの転職エージェントが「JACリクルートメント」です。
ある程度のキャリアを持った人向けの高年収求人が多いので、マネジメント経験がある方はぜひ登録しておきたいです。
ある程度の社会人経験がある人であれば、これまでの知識や経験を活かせる求人と出会える可能性も高くなるでしょう。
「40歳を超えると転職が難しいから…」と転職に対して踏み出せない方も、一度登録して話だけでも聞いてみるといいかもしれませんね。
4位:リクナビNEXT(リクナビネクスト)
- 自分のペースで求人検索ができる
- 年収、残業、働き方など細かい条件まで検索可能
- あなたの強みが見つかる「グッドポイント診断」が受けられる
「リクナビNEXT
細かい条件で検索をすることができ、転職エージェントでは紹介されない案件もあるので、登録して情報収集にとても役立ちます。
転職エージェントと転職サイトの両方を上手に使いこなすことによって失敗しない転職成功率がアップ!
またリクナビNEXTに登録すると、あなたの強みを見つけることができる「グッドポイント診断」を受けることが可能です。
グッドポイント診断は30分ほどかかりますがかなり細かい分析がされますので、受けておくと面接の際の自己分析に役立ちます。
番外編:ミイダス
転職したいと思っていても「自分なんかが転職できるのかな?」と、転職に踏み出せない人も多いと思います。
そんな人にオススメしたいのが「ミイダス」です。
ミイダスの特徴は以下の通り。
- 今の自分の市場価値を可視化できる
- 企業から「面接確約オファー」を受け取れる
上記で特にオススメなのが、今の市場価値がどれだけかを計測する「市場価値診断」です。
30ほどの質問に答えるだけで現在のあなたの市場価値やそれに見合った年収がどの程度なのかがわかるようになっています。
現在の自分自身の市場価値を知ることによって、どんな企業とマッチングしやすいのかがわかるようになります。
簡単に診断できますので、転職するかどうか悩んでいる方も受けてみるといいですよ。