「何か最近どんどん人が辞めていく、、、」
「今期は業績が悪く、ボーナスが大幅カットされた」
「ベテラン社員が辞めていったけど、人員補充がされない」
こんな事をぼんやり考えていらっしゃる方はいないでしょうか?
もしいたとしたら、
ぼんやり考えてるヒマはありません!と声を大にして言います!
その会社は潰れる可能性があります!
しかも会社の倒産はある日突然やってきます。
「何の予告もなく突然解雇通知が出される」
「突然に社長が『今月いっぱいで会社をたたむ』と宣言した」
というような恐怖の宣告がされる可能性がないとは言えないのです!
いくら景気がよくなっていったとしても、強者と弱者のルールがあり、強者は力をつけ、弱者は淘汰されていくというのがこの世の仕組みとなっています。
今の世の中何が起こるか分からない時代です。
もしかしたら、あなたの会社もそんな可能性を秘めた、会社倒産の予備軍かもしれないのです。
今回は、潰れる会社の雰囲気と、潰れる会社の社長、社員の特徴などを紹介します。
潰れる会社は、経営者がとにかくおかしい
会社が潰れる最大の原因は何と言ってもその会社の経営者にあります。
とにかく会社の社長がワンマンであったり、社員のやる気をなくすような発言をしたり、どれだけ社員が頑張っていても評価もせず、パワハラを行っているような場合は、一時的にはいいかもしれませんが、ちょっとしたキッカケで事態は急変していきます。
その時に気づいたとしても時すでに遅し。
後は急転直下で転がり落ちていくしかないのです。
経営者がクソな場合はその会社に発展というものはなく、残るものは衰退の二文字だけです。
特に以下の様な特徴の社長の場合は、その傾向が強いので、気を付ける必要があります。
家族経営のワンマン社長
社長の息子だから社長になった。
だからといって社長の息子が優秀とは限りません。
バカでも能力がなかったとしても、社長の長男として生まれれば社長になれてしまうのです。
また人間は負のDNAを受け継ぎやすくなっており、悪い性格は徹底的に親に似てきます。
なのでワンマン社長の息子はワンマン社長になる場合が本当に多いです。
そしてひどいのが、同族への優遇。
家族経営の会社には当然のように家族、親族が働いています。
同族がどれだけ無能で使えない人間でも、その社員へのバッシングをしようものなら、どれだけ正しくても自分へのバッシングとなって帰ってきます。
そんな親族はどの部署にもおり、獲物を狙うハンターのように、社員を監視し、何かあればすぐに社長に報告しようとします。
そのため、社員も気を使いすぎて消耗してしまいます。
こういった家族経営の会社はどれだけ規模が大きくても一瞬で潰れる可能性があります。
自分が王様だと思っている。
当然の事ですが、会社の中で社長に刃向う社員はいませんよね。
それを良い事に、
「俺はこの会社の社長だぞ」
「会社の最高責任者がこうしろと言っとるんやぞ」
「会社の社長に対してその言い方はなんだ?」
「オレがお前らの給料を払ってやっとるんやぞ」
と常に自分の立場を誇示し、徹底的に社員を押さえつけてきます。
結果、社員はやる気をなくし、裏では「いつかアイツに仕返ししたる」というような社員同士の結託をします。
またそのような社長に対しては誰も意見を言いません。
「何を言っても聞き入れてもらえない、言うだけムダ」
という考えが蔓延します。
経営者たるものは、どんなに厳しい意見であっても正しい意見であればそれを取り入れるべきですが、ワンマン社長はあまりにも我が強くそれができません。
結局会社は衰退へのスタートを切ってしまう事になります。
自分で責任を取りたがらない
無能な社長はとにかく責任を取るのを嫌います。
自分の立てた経営方針にも関わらず、それに従って働いてきた社員が思うように売上を伸ばす事ができないと、当然のように社員に責任をなすりつけます。
経営方針を打ち出す時は「俺の言うとおりにやっとけば絶対間違いない!」と言います。
その時点で有能な社員は「こんな方針ではうまくいかない」と分かりますが、口出しする事もできないため、仕方なくその方針に従って行動しますが、結果はもう見えきっています。
誰でも正解するような二択クイズがあり、正解が○なのにもかかわらず、自分から×の回答に向かって泥水をかぶりに行くようなモノです。
しかも結果が悪い場合も責任を取らされるのは社員であり、自分の事は棚に上げたまま。
こんな人望のない社長からはどんどん人も離れていってしまいますが、どれだけ離れていっても社長はそれに気付きません。
お金を大切にしない
社長は社長である事をいい事に、経費なども自分勝手に使いますし、お金も好き放題使います。
小さい頃からある程度のお小遣いをもらい、自分のほしいものは全て手に入れる事ができたので、大人になってもそれは変わりません。
僕が勤めていた会社の社長はひどいものでした。
海外への飛行機チケットを予約しても、前日になって「やっぱ行きたくなくなったからやめた」とか、遠方での宿泊予定があってホテルを予約したものの「オレやっぱ家で寝るで帰るわ。新幹線とっといてくれな」といきなりスケジュール変更したり。
その変更も自分ではせずに社員にまかせっきり。
しかもキャンセルできない場合も多くキャンセル料100%なんて日常茶飯事でした。
そして新車で高級車を購入したと思ったら2年後には別の高級車に乗っていた、とかありえません!
社員もそれだけのギャランティーをもらっているのならまだしも昇給もほとんどないので、1000万クラスの新車なんて買えるワケありません。
その上「あれは会社の経費で買ったもんやからな」という事をモーレツアピールしてくる始末。
会社のお金はあなたのお小遣いではありません!
それに社員が汗水を流して得たお金を、自分のためにしか使わない経営者は数字にも弱く、気付いた時には時すでに遅しというパターンも多くあります。
無能なイエスマンをえこひいきする
これもよくある衰退していく会社の特徴。
無能なワンマン社長はとにかく自分に反発してくる人間を排除しようとし、自分に逆らわないイエスマンを大事にします。
自分をヨイショしてくれて、何でもイエスイエスと言ってくる人間を優先的に昇給させます。
そしてそんなイエスマンは無能である事が多いのが事実。
結果上司も無能なイエスマンとなり、最悪の場合その上司からパワハラや無理難題を押し付けられて、疲弊し、疲れ果てていってしまい、こちらも諦めてイエスマンになってしまいます。
会社の中で何も意見ができない雰囲気は社長にとって最高の居心地かもしれませんが、発展というものにはフタをしてしまったと同然。
もうその玉座は長続きしません。
どんなに間違っていても文句が言えない
そしてどんなに社長がおかしいと思っていても、どんなに間違っていると思っても、社員はそれを言う事ができません。
言ったら最後、もう二度と出世の道もないし、どんな仕返しが来るか分からないのですから。
潰れる会社の特徴の大きな特徴は、このような無能な経営者がいる事です。
もしあなたの会社の社長にも当てはまる点があるとしたら、周りの社員の雰囲気や会社の動向などもチェックしておく必要があります。
潰れそうな会社の社員の特徴
そしてそんなワンマン経営者がいる訳ですから、潰れる会社の特徴として会社を辞める人が多いという点があります。
現在は転職なども一般的な事となり、退職などもそれほど珍しい事ではなくなりましたが、潰れる会社における社員の辞め方には特徴があります。
もしあなたの会社で以下の様な特徴がある場合はかなり危ないと思った方がいいですよ。
- 中堅社員がどんどん辞めていき、若手と退職間近の社員が多い
- 優秀な社員から辞めていく
先ほども話した通り、潰れそうな会社は経営者が無能な事が多く、その経営者はイエスマンをかわいがっていきます。
このようなイエスマンは無能な場合も多く、逆に優秀な社員が昇給もせずに第一線で働いているというパターンがほとんど。
そして物事の本質が分かる人は早い段階でその会社の構造を見破り、早めの行動を取るのです。
会社で優秀な社員が早く辞めていくのはこのような理由からなんです。
このように会社に見切りをつけた人が順番に辞めていくワケなので、最後に残るのは使えない社員と同族社員だけとなっていきます。
ただしそのような状態になったら既に末期だと思って下さい。
周りに遅れをとってしまうと、仕事だけが増えて辞めるきっかけを逃してしまったり、気付いた時には周りには誰もいなくなっていたという事もありますので注意が必要です。
どれだけ仲がいい社員であっても会社を辞めるという事を言う人はあまりいません。
なぜならそれが社長にバレると「お前は会社に対する恩がないのか?」とか「裏切り者かお前は?」というようなパワハラが始まってしまうからです。
最低でも退職届を出してから2週間はその会社にいないといけない訳ですから、そんな気まずい期間は最低限にしたいものですよね。
もしかしたらあなたの同僚もすでに転職活動を始めている可能性だってありますので、周りをの雰囲気を見ておくのも大事な事です。
特に、以下の様な雰囲気や行動があった場合は注意しましょう。
明らかにやる気がなくなり、ミスが増えた
「この会社を辞めよう」と決意した社員の意識はどんどん転職という方に傾いていきます。
そのため、普段の仕事に身が入らなくなり、やる気がなくなったり、ミスが増えたりします。
もしあなたの周りに、これまでしなかったようなミスが増えたり、明らかにやる気がなくなったように見える、という人がいる場合は要注意です。
尖っていた社員が急におとなしくなった
この場合はその社員が社長のイエスマンになったか、もしくは転職を決意したかのどちらかです。
転職を決意した場合、人はできる限り穏便に会社を辞めたいと思うものです。
この前までは会社に対して尖ってた人が、急に人が変わったように大人しくなった場合はこのどちらかですので、よく観察するようにしましょう。
急に携帯電話で話す機会が増え、席を外す事が多くなった
営業でもないのに急に携帯で電話をする回数が増え、その度に席からいなくなる場合。
この場合は、応募した企業からの電話の場合があります。
特に着信には出ず、「ちょっと急用だから電話してくるわ」というような場合はこの可能性が高いです。
休憩時間にスマホで何か調べものやメールを打つのが目立つようになってきた
これも求人情報を調べていたり、応募企業とメールのやり取りをしている可能性大です。
休憩時間にこれまで座っていたのと違う場所に座るようになった。
背中は壁でスマホ画面を見られないようにしている、などの場合はこの場合が多いです。
連続して2~3回の有給休暇を取得した
一次面接で企業が気に入った場合は、早めに二次面接を行う傾向があり、有給を取る場合、3週間で2回ほどの有給を取らないといけない場合があります。
もし周りで短期間で2~3回の有給を取得した人がいたとすれば、間違いなく企業との面接だと思ってください。
そしてその場合、かなりの確率でその人は会社からいなくなります。
「俺やめよっかなー」とカマをかけると話を濁される
冗談ぽく「早くやめてーなー」と話をすると、これまでは「まじで!ホントクソやめてーわ!」と言っていた人が急に「ン…。ああ、そうだね」なんてモゴモゴする場合。
これまでのノリと明らかに違う場合、この場合はすでに転職活動を進めていると考えた方がいいです。
まとめ:つぶれる会社は社長が無能!周りの動きを察知して早めの行動をしよう
いかがだったでしょうか。
もしあなたが勤めている会社の社長が特徴と当てはまっていたり、周りの同僚に何かしらの変化があったとするなら、その会社は何かしらの問題を抱えている場合が多く、最悪の場合倒産の可能性だってあります。
もしかしたら会社に恩義を感じているという人もいるかもしれません。
でも行動しない事が、結局自分自身を苦しめてしまう結果になってしまう事があります。
これまで頑張ってきたんですから、もう十分じゃないでしょうか。
逆に会社が潰れてしまった場合は、働いたのに給料がもらえない、ハローワークでも失業手当の申請に時間がかかる、などのデメリットはあるもののメリットはありません。
しかも怖いのは、冒頭にもお話したように解雇宣告や会社が潰れるという宣告は突然やってくる事です。
そうなる前にリスクマネジメントとして転職の準備を進めておく事をオススメします。
転職エージェントを利用し、安定感のある企業への転職も考える事も必要
経営者が無能な会社に未来はないという事はなんとなくお分かりになったのではないかと思います。
かといって、すぐに転職に踏み切るというのもなかなか簡単じゃないですよね。
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