- いつもイライラしていて職場の雰囲気を壊す人がいる
- 職場の雰囲気を悪くしているのは何故なのか?
- 職場の雰囲気を改善するためにできることはないのか?
そんな悩みにお答えします。
この記事を読めば、会社・職場の雰囲気を悪くしている人の特徴や、なぜ雰囲気を悪くしているのか、そしてその解決方法があるかどうかが分かります。
皆さんの会社にも、何人かは職場の雰囲気を悪くしているような人がいるんじゃないでしょうか?
ほとんどの人は「よし、頑張ろう!」と思っているのに、そんな人が1人でもいると雰囲気は悪くなってしまいますし、職場全体の士気にも関わってきますので、そんな人はできれば同じ職場にはいてほしくないですよね。
ただ、上下関係もあるし、面倒くさいイザコザに巻き込まれるのも嫌なので何も言えずに時間だけが過ぎていってしまうということもあります。
そうするとさらにその人が原因で雰囲気が悪くなってしまって仕事に集中できなくなってしまうこともあるかもしれません。
今回はそんな、会社の雰囲気を悪くする人の特徴と、雰囲気を悪くしている理由、そしてそれに対する対処方法を解説していきます。
職場の雰囲気を悪くする人のタイプや特徴
いつもイライラして怒っている人・パワハラ上司
職場の雰囲気を悪くする最筆頭は何と言ってもいつもイライラしていて怒っているようなタイプの人でしょう。
人を攻撃してくるパワハラ上司もこのタイプに属します。
大体こういう人間というのは気分屋で冗談を言ったりする事もあったりしますが、ちょっとでも自分が気に入らないことがあるとすぐに人を怒鳴ってきたり、恫喝をするようになります。
そんな人が1人いるだけで怒られた人間だけでなく、周りの社員も胸糞悪くなってきます。
怒る事でやる気が出ると思っているのかは知りませんが、それが他の社員を萎縮させてしまい職場の雰囲気を悪くしてしまっているという事を知る事は永遠にないでしょうね。
口には出さないけども、常にイライラオーラ全開の人もいますが、こういう人もかなり厄介。
心の中では怒っているのに口では「あっそ、大丈夫、あ、いーわいーわ、別に」というような口調で話してくる人いますよね。
むしろ怒ってくれた方が話し合いになるのに、こんな雰囲気を醸し出されると話しかける事自体ができなくなって、最悪の雰囲気になっていってしまいます。
会社、人の批判や悪口ばかり言っている人
怒鳴りはしないまでも常に人や会社の悪口ばかりを言う人も雰囲気を悪くする一人。
会社や人に対する不満を時、場所関係なく言いまくっている人、いますよね。
言っている事は間違っていない場合もあったりしますが、あまり度を越してしまうと、さすがにその人と一緒にいたくなくなります。
ただでさえ気力を振り絞るのに精一杯なのに、これ以上やる気のバロメーターを下げるのは止めてほしいと切実に思えてきます。
イライラを物にぶつける人
何かムカつく事があったのかはわかりませんが、とにかく物に当たるタイプ。
あからさまにムカついてるオーラを出しながら、何も言わずに机の引き出しをバン!と音を立てて閉めたり、ボールペンなどの文房具を無造作に机に投げたりと、とにかくうるさい。
ボールペンのキャップを閉める時も、キャップを下にして、机の上でコーン!とわざわざ大きい音を立てるのを聞くと、こっちもマジでムカついてきます。
そしてその嫌な空気が職場全体に広まっていき、雰囲気はどんどん悪くなる一方。
嫌な事があれば正々堂々と口で言えばいいのに、そういう人に限って何も言わない(言えない)人が多いです。
空気が読めない人
本人が意図しているのかどうかはわかりませんが、空気が読めずに職場の雰囲気を悪くしてしまう人がたまにいますが、それは完全に爆弾が近くにいるようなもの。
普通の人ならパワハラ上司がどれだけイライラしているかぐらいはその雰囲気で察知できるものなのに、空気を読めない人は不思議なくらいそれができません。
いきなりイライラ度マックスのところに突撃してミスの報告をしたりして地雷を踏むことになることもしばしばあります。
そうすると上司が呼ばれてパワハラを受けることになり、空気を読めない人との関係がどんどん悪化していき、職場の雰囲気もどんどん悪くなっていってしまいます。
空気が読めない人がいるという事は、いつ爆発するか分からないような爆弾を抱えながら仕事をしているのと全く違いはありません。
おしゃべりな人
空気が読めない人の中でさらに「おしゃべり」という特徴を持った人がいますが、この両方の特性を持った人間というのはさらに厄介です。
多少のおしゃべり程度であれば職場の雰囲気も良くなっていくのですが、問題はそのおしゃべりをコントロールできずにいつまでもおしゃべりを続けていくこと。
周りの人間も「そろそろ仕事したいんだけど…」と思うようになりますが一向におしゃべりは止まりません。
いい加減上司が「そろそろ手を動かして」と言うと、「話ぐらいしちゃダメなんですか?」と急に不機嫌になって上司を攻撃してくるようになったりして、場の雰囲気が微妙なものになっていきます。
やる気がない人、マイナス思考の人
常にネガティブな考えしかできない人は、常にマイナス的な考えしかできません。
設定された目標に対しても「どうせ無理に決まってますよ」「どうせ出来ないですって」というような事しか言わずに、周りの人間のやる気をどんどん削っていきます。
確かに現実的な考え方も必要ですが、他の社員が前向きに頑張ろうとしているところに、そんな事を言われると一気にやる気も失せてきますし、雰囲気も悪くなっていってしまうものです。
マイペースな人
みんなは頑張ってるのに一人だけマイペースな人がいると、職場の足並みも揃いませんし、職場内での士気もどんどん下がっていってしまいます。
こういった人というのは、良く言えば「マイペースな人」と言えるのかもしれませんが、裏を返せばただ単に「協調性のない人」にすぎません。
みんな仕事していても一人だけ平気でタバコを吸いに行ってなかなか帰って来なかったり、早く仕事を終わらせようと頑張っているのに一人だけいつもどおりのゆったりしたペースで仕事をしたりします。
その姿が周りどどんどんとイライラモードにさせていき、職場の雰囲気が悪くなっていくのです。
なぜ職場の雰囲気を悪くしているのか?
ここまで職場の雰囲気を悪くする人の特徴を紹介してきました。
ですが、そういった人達というのは何故職場の雰囲気を悪くしているのでしょうか?
普通の人なら職場の雰囲気が悪くなると仕事を進めていく上で悪影響というのが分かるでしょうし、それに気付くのもそんなに難しいことじゃないと思うのですが…。
はっきり言いますが、彼らには自分の行動や言動によって雰囲気が悪くなていることを全く分かっていません。
自分の行動が周りにどういう影響を与えているのか?
自分が周りからどう思われているのか?
こういった事が全く理解できない人たちなので、何度注意しても同じことを繰り返しますし、それが永遠に変わっていくことはありません。
こういった人たちには注意したり指摘したりするとより悪い方向にいってしまいがちですし、解決には繋がっていかないのが現実の所なんです。
雰囲気を悪くする人への対処法はあるの?
結論として、職場の雰囲気を悪くする人に正論を言ったとしても何も解決はしません。
ただそのまま職場の雰囲気が悪いままだとコチラまで気分が滅入ってしまいますよね。
特に人が少ない会社や小さい職場は大変なんじゃないでしょうか?
上記全ての人に対応できる方法というのは難しいですが、イライラしていて物に当たる人であれば以下のような対応をすることで改善がされる可能性もあります。
「物に当たる人」限定の対処法になってしまいますが、実際僕がやって効果があった内容ですので一度試してみてはいかがでしょうか。
物に当たる人への対処方法
周りに音に当たる人への対処法ですが「ちょっと!うるさいから止めて」という方法もあるでしょうが、この方法はかなり危険も伴います。
職場の中での対立を作ってしまう可能性もありますし、あなた自身が雰囲気を悪くする原因にもなってしまう可能性もあります。
オススメの方法としてはその人がバンッ!となにか音を立てた時に、思いっきりビクッと驚いて「びっくりしたっ!」と大げさに驚くことです。
そして、
どうしたんですか?そんな大きい音立てて?なんかあったんですか?
と言えば、普通の感覚を少しでも持っている人なら
…あ、わりぃわりぃ。気をつけるわ
と言ってもらえます。
ただここで
あァ?別に普通だけど!?
というような反応をするようならちょっとヤバいですので、それ以上は何もしないでおきましょう。
全ての人に通用する方法は存在しないのが実情
正直なところ、僕の経験上では多くの場合、対処方法というのはありません。
そういった会社では注意をしてもブーメランのように自分が攻撃される可能性もあったりするので不用意に何かを言うのは止めたほうがいいです。
結論としては「自分自身が攻撃されていないのであれば放置するのが最善の選択」ということになります。
職場の雰囲気を悪くする人たちというのは、相手にしたとしても、注意をしたとしても、それが改善されるということはほぼありません。
なぜならほとんどの場合、本人さえも何が悪いのか、どこが間違っているのかがわからないからです。
こちらがどれだけ悩んで、改善しようと努力しても、本人自体がなぜ悪いのかが分かっていないのですから、それ自体がムダな努力になってしまいます。
同じような思いを抱いている社員と共同して職場環境を改善していくという方法もありますが、他の社員にそこまでの意識がない場合も多いため、結局自分一人の徒労で終わってしまうことになってしまう可能性もあります。
であれば、雰囲気を悪くする人たちとは一線を引いて相手にせずに、自分の仕事を粛々を進めていく、というのが最も現実的な選択肢になっていきます。
もし気の合う仲間が同じ部署内にいるのであれば、徹底的にその人と一緒に、いい雰囲気の職場を作りあげていく、というのが精一杯の方法になってくるでしょう。
雰囲気のいい会社は世の中にたくさんあります
どうしてもその雰囲気がいやでいやで仕方がないというのであれば、雰囲気のいい職場に転職をすることで悩みが解決できます。
今の会社の雰囲気が悪く、こっちもイライラしてきて仕事に集中できない!
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職場の雰囲気を悪くする人の特徴と、改善する方法
今回は職場の雰囲気を悪くする社員や上司の特徴やそれに対する対処法について解説してきました。
実際のところ、職場の雰囲気を悪くする人に対する万能策というのはなかなかないというのが現実問題となってきます。
相手が自ら気付くか、職場からいなくなるかぐらいしか解決される道はありません。
そういった人は他の社員からも嫌われているはずなので、そこまで気にする必要はないかと思います.
ただ、あなた自身に害が及んでいたり、精神的に苦しいという場合は転職をして雰囲気がいい職場に転職をすることが今よりも幸せなのかもしれません。
「どうしても我慢ができない」
というレベルにまで達しているのであれば、転職サービスを使った転職なども検討していっても良いかもしれません。