- 転職面接の自己紹介で何を話したらいいのかわからない!
- 面接官に受けが良い自己紹介をするにはどんな事を話せばいいの?
- 簡単に自己紹介文を作成したい!
そんな悩みや疑問にお答えします。
この記事を読めば、転職の面接で面接官の興味を引くような、ウケのいい自己紹介文を作ることができます。
自己紹介文というのは何を話したらいいのかわからないですし、まとめようと思うとめちゃくちゃ長くなったり、支離滅裂な内容になったりしてしまいますよね。
でも自己紹介というのは面接の中で一番最初に聞かれる質問になり、面接官の印象を大きく左右する部分となるのです。
そのためここで出来る限り面接官の心をぐっとつかんでおきたい所になります。
そこで今回は転職の際の面接で使える自己紹介文を簡単に作るためのコツとテンプレートを紹介していきます。
転職面接で面接官の心をつかむ自己紹介テンプレート
今回紹介する面接の際の自己紹介テンプレートはある程度会社で経験を積んだ方向けとなっており年代としては30代が中心になってきます。
もちろん40代の方でも使用できますし、少しでも経験を積んでおり、実績があれば20代の方でも問題ありません。
さて、自己紹介に関してですがほとんどの際は面接が始まって一番最初の質問で、
「それでは自己紹介をお願いします」
「まず自己紹介とこれまでの経験をお願いします」
と言われます。
まず自己紹介は1分~2分程度の文章でまとめるようにして下さい。
短すぎると自分を面接官にアピールすることはできませんし、逆に長過ぎると掴みどころがない自己紹介になってしまうためです。
うまく文章を組み立てることができない人は以下のように順序立てて考えていって下さい。
- 面接のお礼
- 名前(フルネーム)
- これまでの簡単な経歴
- メインキャリアの紹介
- エピソード
- 締めの言葉
このような順番で話していくと自然とまとまった文章になりますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
以下に僕が使っていた自己紹介文を掲載しておきます。
これをテンプレートにして自分の自己紹介文を作っていただいてもかまいません。
本日はお忙しい中このような面接の機会を作っていただき、ありがとうございます。<面接のお礼>
○○と申します。 <名前(フルネーム)>
私は大学卒業後、現職である「株式会社●●」に入社しました。
「株式会社●●」ではリサイクルショップを複数店舗運営をしており、私は6年間店舗運営、店舗開発に従事してきました。<これまでの簡単な経歴>
私のメインキャリアは店舗運営です。
特に直近の2年は店舗の責任者となって予算策定、スタッフ育成、販売企画など店舗運営に関わる全ての業務を担当してきました。<メインキャリアの紹介>
店長として一番心がけたのは「絶対に売上目標を達成するということ」です。
そのためにまず、それまで月単位だった売上計画表を1日単位の売上計画に細分化していき、その次に末端のスタッフまで意識付けをする事をしていきました。
店舗スタッフ全員に「必ず目標を達成する」という意識を持ってもらうことができ、毎月の売上、年間の売上共に達成し、全店舗の中で最も売上の伸び率が高いお店に与えられる最優秀店舗賞を獲得することができました。<エピソード>
こういった経験や強みを御社で活かすことができると思い今回応募させていただきました。
ぜひ御社に貢献したいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
以上になります。<締めの言葉>
これで大体1分半前後の自己紹介になるはずです。
上記の中で、面接のお礼、名前、締めの言葉の3つは完全に同じでも問題ありません。
重要なのは、
- メインキャリアの紹介
- エピソード
の2つですので、この2つに全身全霊をかけて作成するようにしていきましょう。
転職面接の際に気をつける4つのポイント
ここで面接の際に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
- 面接のお礼は絶対にする!
- 無駄なことは話さない
- 自信のあるエピソードを話す
- 応募企業と接点のあるエピソードにする
詳しく見ていきましょう。
最初に面接のお礼は絶対にする!
まず面接の中で絶対にすることは「面接のお礼」です。
これをしていない人は本当に多く、ただ自分の名前だけを言って終わりという人もいますが、これを言う言わない場合でかなり一次面接の通過率が変わります。
もし面接の出来が多少悪かったとしても、それをリカバリーしてくれるくらいの効力を持っているのです。
言う言わないだけでこれだけ変わるのですから、絶対に忘れないようにして下さい。
無駄なことは話さない
自己紹介で面接官が知りたいのは卒業した大学や経歴ではありません。
その辺の内容は履歴書は職務経歴書を読めばわかりますので、既に面接官が知っている内容なのです。
面接官が知りたいのは、「ウチの会社で活躍できそうか?」ということと、「それを裏付けるための経験やエピソードがあるのか?」の2点になりますので、この内容に自己紹介の時間の多くをとるようにしましょう。
また転職理由や志望動機などは面接の流れの中で質問されますので、自己紹介の時点では話さなくても大丈夫です。
自信のあるエピソードを話す【最重要】
面接の中で最も重要となる部分がこのエピソードの部分です。
ここでは相手が興味をもってくれるようなエピソードを作って、相手をこちらの世界に引き込むようにしていきましょう。
エピソードは「何か困難な壁があり、それをどのように超えていったのか?」というような内容が面接官に受けがいい傾向があります。
またあまりここで長く話してしまうと面接官がそれで満足してしまう場合もありますので、さらっと話すようにしていって下さい。
気になると「そこのところ、もうちょっと詳しく教えてくれない?」と聞いてきますので、そうなればこっちのものと思って下さい!
応募企業と接点のあるエピソードにする
ただこのエピソードですが企業の応募内容や部署にマッチしている必要があります。
営業職への応募なのに、事務で活躍したというようなエピソードを話しても相手には響きません。
面接官が面接する際はその人が入社した後、配属先で活躍ができるかどうかということをイメージしながら面接をしていますので、そのイメージに中であなたが同じように活躍することができるようなエピソードを作ることができるかどうかがポイントになります。
エピソードで面接を盛り上げよう!
エピソードは3つ程度準備しておこう
面接の中のエピソードでいかにして面接官のハートをつかんでいく事が重要だということがおわかりになったと思います。
先ほどもお話したようにここで相手が興味を持ってくれるかどうかが、ある意味面接の中のキモの部分になり、この後の面接の出来を左右してきます。
あなたのエピソードに面接官が興味をもてば、
「さっきのエピソードの話、もうちょっと詳しく話してくれますか?」
と聞いてくれ、さらに引き込まれていけば、
「ふんふん、ふんふん」
「なるほどなるほど、それで?」
「他には、他には?」
というようなフレーズが飛び出してくるようになって前のめりになってきます。
この時にさらに追い打ちをかけていくのが、2つ目、3つ目のエピソードです。
もちろんこのエピソードも企業と接点を持った内容にすることが重要です。
このような成功エピソードがあればあるほど、面接官が会社に入社した時にあなたが活躍できるイメージをしていくことができ、お互いに充実した面接時間にすることができます。
だいたい3つぐらいのエピソードを準備して、小出しにしていくと効果てきめんですよ!
エピソードは必ず文章に書いてまとめる
飲み会や合コンの席などでエピソードトークをすることがある人もいるかもしれません。
そういった人で「オレは頭の中でまとまっているから大丈夫」という人がいるのですが、友人に話すのと同じように面接の場でエピソードトークをするのは大変難しいです。
言葉遣いも変わってきますし、ダラダラと話すのではなく簡潔にポイントがまとめられていないと相手に伝えたい部分が伝わりません。
ですのでどれだけ話すのに自信がある人も必ずノートにエピソードをまとめ、それを何度も声に出して読んでいくようにしましょう。
また普段、会話に自信がない人であっても、こうしてまとめられた文章を声に出して読んでいくことによって自信を持つことができます。
まとめ:転職面接で面接官の心をつかむ自己紹介
今回は転職の面接の際、面接官のハートをつかんでいく自己紹介の作り方やポイントをお話してきました。
ポイントとなる点は以下になります。
- 自己紹介は1分~2分にまとめる
- 必ず「面接のお礼」を伝えること
- エピソードで面接官に興味をもたせる
- 自己紹介のエピソードで話しすぎない
- エピソードは必ず文章にまとめて、話す練習もする
これらはどれも重要なことです!
また自己紹介文は上記のテンプレートを元にしていき、各自のエピソードを盛り込んでいけば簡単に作ることができます。
ぜひ参考にして自己紹介で面接官の心をつかんで内定に近づけていって下さい!
また転職サイトやハローワークの求人情報で転職活動をしている人はぜひ転職エージェントも使うようにして下さい。
内定をもらえる確率に断然差が出てきますので、絶対に使った方が良いですよ。
以下に僕が実際に利用した、オススメできる転職エージェントのまとめ記事がありますので、こちらを参考にしてみて下さい。
また僕が転職エージェントを利用して、ブラック企業を脱出した体験談まとめがありますので、まだ読まれてない方はぜひ読んでみて下さい。