リストラ、退職、事業失敗なので、失業してしまった場合に困るのが住民税や年金の支払いです。
特に住民税は前年度の所得をもとにして計算されるため、それなりに収入があった人だと「おれ無職なのにこんなにも取るの?」というぐらいの金額になります。
たとえば前年度の年収が500万ぐらいだったとすると住民税は約25万円となります。
(ちなみに400万円だと約18万円、300万円だと約12万円になります)
月額にすると20000円という計算になりますが、住民税は年4回の支払いとなっており数か月分を一度に支払しなければいけません。
ですのでタイミングが悪いと3か月分の住民税6万円を支払わないといけないという事になったりする訳です。
無職で6万円の出費はかなり厳しいですよね。
上記は実際僕が体験した事ですが、支払い通知書が来た時は頭が真っ白になりました。
本当はそういう事も踏まえて転職や退職をすればいいのですが、中にはそうもいかない人だってたくさんいます。
リストラされてしまった
長時間の残業で体を壊してしまった
事業が失敗してしまった
という人もいらっしゃると思います。
今回はそんな失業して住民税が払えない時の対処法があるのかどうか話したいと思います。
1万円ほど足らないなら日払いのアルバイトを探す
住民税のトータルが10万円ほどという場合であれば、一回の振込もそこまで多くないはずです。
あと5000円~1万円くらいでなんとかなるという場合はてっとり早くお金になる、日払いバイトを探すのがベストな解決方法になります。
おすすめはショットワークスです。
短期バイト、単発アルバイトがメインのバイト探しサイトで、面接なしで明日一日だけ勤務、当日日払い可能というアルバイトもありますので、まずはここで仕事を探しましょう。
検索する時は以下のように希望条件を設定して検索してみましょう。
- 場所
- 勤務日
- 勤務日数:1日だけ、2,3日だけ、4-7日以内
- フリーワード:「日払い」 ←フリーワードを入力してください
と入れて検索するだけです。
てっとり早く稼ぐのであれば、一番手軽です。
誰かから借りる
親や親友から借りるという手もあるにはありますが、あまりおすすめはしません。
無駄な心配をかけたり、それが原因で亀裂が生じてしまったなど、お金にまつわるトラブルは数え上げるときりがありません。
身内だから大丈夫、という考えは捨てて、自分自身でなんとかするという考えをまず持つようにしましょう。
キャッシングは絶望的
アルバイトをしていればキャッシングも可能です。
ただその日にどうしてもお金がいる。というような場合は無職だとキャッシングの利用ができません。
アイフルや、プロミスのような1秒審査、3病審査などで、現在の収入を0にしたり、無職と設定すると融資ができません、という結果が表示されます。
現在無職で収入がゼロという人は残念ですがキャッシングの利用は絶望的と考えてください。
無職の人はこうなってしまう前に、せめてアルバイトをしてある程度の収入がないと、何も前に進まないという事を肝に銘じておく事が大事です。
踏み倒しはやめとけ!
住民税の払い込み通知は来たけど、
「払えないものは払えないからしょうがないよね」
「払わなくても特に何も言われなかったからよかったよかった」
なんて思った方、その考えは間違ってます!
住民税を支払わなかったからと言ってすぐに何か言われる訳でもありません。
でもこのまま払わなくてもいい、という考えは絶対にしないでください。
その裏で日に日に支払遅延金がついき、最初の一ヶ月は年7.3%、その後は年14.6%の利息を払わないといけなくなってしまいます。(実際は租税特別措置法により、上記よりも少ない利息となる場合が多くなっています)
それでも踏み倒しをし続けていると、最終的には財産差し押さえ、という事になってしまいます。
親切な役員がいるなら、そうなる前に状況や対策を説明してくれる場合もありますが、はっきり言ってお役所にそんな神みたいな人はほとんどいません。
お役所に勤める人の考え方は、「まあ、話を聞いてくれれば教えるけど、聞かれないんなら何も教えないよー」というスタンスの人が多いです。
何も知らない人であればあるほど、搾取され続けられるという、ある意味究極のブラックな考えの集団なので気を付けるようにしましょう。
差し押さえは、いきなり家にやってくる訳ではなく、その前に銀行口座を調査されたりして貯蓄がある場合はそれを差し押さえというケースが多いです。
そうなればもうあなたの人生は終わったも同然です。
そうならない内に、早めの対策をとるようにしましょう。
自治体によっては住民税、国民健康保険のには免除、減額、払い方変更などもしてくれます
住民税や国民健康保険料、それに国民年金、ざっと計算して1ヶ月6~9万円
無職でこれだけの税金を払うのはかなりヘビーです。
ある程度の蓄えがないと、やっていけませんが、場合によっては減免や免除、猶予などの対応をしてくれる場合がありまので、まずは役所に電話をしてみて確認をしてみましょう。
ただし住民税に関しては、自治体によっても異なりますが、前年度にある程度の収入があった際は減免が受けられない場合が多いのでそこは覚悟したほうが良いです。
健康保険料などはハローワークでパワハラ、長時間の残業などによる「会社都合退職」と認められた場合は、減額の対象となりますので、各自治体に確認をとるようにしてください。
国民年金の場合は減免、支払免除が可能となっており、後で納付することもできますので、必ず申請するようにしておきましょう。
これだけでも数万円の違いが出てくるのでやらない手はありません。
退職してすぐの場合は家にこもりがちになってしまいますが、生きていくためには周りを気にしていてはだめです。
まずはできることは全てやるようにしてください。
税金の減免や免除を申請する時ですが、「雇用保険受給資格者証」や「離職票」などが必要になってきますので、必ずコピーを取っておくようにしましょう。
転職エージェントは使って早めの転職を!
支払いが滞ってしまい、本当に困ってしまった!というようにならないように、現在無職の人は早めの転職・再就職をするべきです。
幸い転職業界では現在はまだまだ売り手市場で、人手不足という問題は続いています。
現在無職の人でも、ある程度のキャリアがあってまた活躍したい!というような人であればサービスを提供してくれ、さまざまなサポートを受けられます。
利用料は完全無料となっています。
転職相談(再就職相談)、求人案内、面接対策、履歴書・職務経歴書の作成サポートなど様々なサービスを受けることができ、この転職エージェントの活用こそが転職への最短ルートとなります。
これまでの経歴と、今後実現したいものが何かを明確に伝えさえすれば、それに最も適した求人案件を紹介してくれます。
転職エージェントはいわば転職のプロ集団なので、面談の中であなたの良さも引き出してくれ、これまで考えてこなかったような優良企業の紹介をしてくれる事もあります。
フリーター時代に比べて100万円以上の年収をアップできたという事もありますので、ぜひ希望をもって転職活動をしてください。
僕は転職活動中に20以上の転職エージェント、転職サイトに登録していましたが、その中で最も転職活動に役立ったサイトを厳選してみました。
各サイトに登録することにより確実に転職成功に近づけますので、よかったら参考にしてください。
【これで失敗しない!】実際に利用してよかった転職サイト4選
僕はこれまで10社以上の転職エージェントを利用してきましたが、中にはイマイチなエージェントもありました。
ここでは僕の経験から、自信を持って利用をすすめることができる転職エージェント・転職サイトを4つ選んでみました。
また番外編として登録しておくと面接時に有利になる情報が得られるサイトも紹介しておきますので、よかったら参考にしてください。
こちらのランキングはある程度の経験がある方向けとなります。
既卒の方、第二新卒の方は、既卒・第二新卒向けのおすすめ就職エージェント・転職エージェントをご覧ください。
1位:doda(デューダ)
- 10万件以上の求人からアドバイザーが最適の企業を紹介してくれる
- 各業種の専門アドバイザーがいるので、どんな業界への転職も安心
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「doda(デューダ)」は国内で最も実績のある転職エージェントです。
公開求人だけでも10万件以上あり、さらに豊富な非公開求人とあわせた求人の中からあなたにぴったりの求人をキャリアアドバイザーが探してくれます。
求人の質と数、キャリアアドバイザーの質など、転職成功者の評価が高い、バランスのとれた転職エージェントがdodaです。
ストレスが溜まりやすい転職活動なので、アドバイザーの人間性などはとても大事。
もちろん全てのアドバイザーの質が高いとは言い切れませんが、実際に転職した利用者の満足度が高いのがdodaです。
また面接の質問の傾向なども教えてもらえるので、対策もしっかりした上で面接に臨むことができます。
dodaに登録することで、転職成功の確率がぐんと上げることが可能です。
2位:パソナキャリア
- 親身なサポートで初めてでも安心の転職エージェント
- 親切で優秀なキャリアアドバイザーが多数
- 今よりも高年収の転職成功の可能性が高い
次に紹介するのは、dodaと並んで人気の転職エージェント「パソナキャリア 」です!
豊富な非公開求人とあわせた求人の中からあなたにぴったりの求人をキャリアアドバイザーが探してくれます。
パソナキャリアの最大の特徴は転職初心者に優しい点。
始めての転職だと不安や悩みが尽きないですが、親身になって対応してくれるので安心して転職活動を進めることができます。
また前職よりも年収アップした人が多いのもパソナキャリアの特徴です。
ハイクラス転職も狙えるので、「転職すると年収が下がる…」と不安を持っている人は一度登録してカウンセリングを受けてみるといいでしょう。
40代の方も登録しやすい転職エージェントですので、年齢がネックで転職を躊躇してしまっている人にもオススメです。
dodaと一緒に登録しておけば、かなり幅広い求人を紹介してもらうことができますよ。
3位:JACリクルートメント
- ハイクラス転職、外資系転職に強い
- 企業とアドバイザーとの距離が近く、企業の状況がわかりやすい
- 30代以上の登録が多く、40代でも登録しやすい
30代後半から40代の方にオススメの転職エージェントが「JACリクルートメント」です。
ある程度のキャリアを持った人向けの高年収求人が多いので、マネジメント経験がある方はぜひ登録しておきたいです。
ある程度の社会人経験がある人であれば、これまでの知識や経験を活かせる求人と出会える可能性も高くなるでしょう。
「40歳を超えると転職が難しいから…」と転職に対して踏み出せない方も、一度登録して話だけでも聞いてみるといいかもしれませんね。
4位:リクナビNEXT(リクナビネクスト)
- 自分のペースで求人検索ができる
- 年収、残業、働き方など細かい条件まで検索可能
- あなたの強みが見つかる「グッドポイント診断」が受けられる
「リクナビNEXT」は転職エージェントではなく、検索型の転職サイトです。
細かい条件で検索をすることができ、転職エージェントでは紹介されない案件もあるので、登録して情報収集にとても役立ちます。
転職エージェントと転職サイトの両方を上手に使いこなすことによって失敗しない転職成功率がアップ!
またリクナビNEXTに登録すると、あなたの強みを見つけることができる「グッドポイント診断」を受けることが可能です。
グッドポイント診断は30分ほどかかりますがかなり細かい分析がされますので、受けておくと面接の際の自己分析に役立ちます。
番外編:ミイダス
転職したいと思っていても「自分なんかが転職できるのかな?」と、転職に踏み出せない人も多いと思います。
そんな人にオススメしたいのが「ミイダス」です。
ミイダスの特徴は以下の通り。
- 今の自分の市場価値を可視化できる
- 企業から「面接確約オファー」を受け取れる
上記で特にオススメなのが、今の市場価値がどれだけかを計測する「市場価値診断」です。
30ほどの質問に答えるだけで現在のあなたの市場価値やそれに見合った年収がどの程度なのかがわかるようになっています。
現在の自分自身の市場価値を知ることによって、どんな企業とマッチングしやすいのかがわかるようになります。
簡単に診断できますので、転職するかどうか悩んでいる方も受けてみるといいですよ。