「ちょっとしたことでも先輩から怒鳴られる」
「みんながいる前で延々と説教をされる」
こういったパワハラに関する事は結構ありがちな悩みですね。
パワハラが風土となっている会社でパワハラを受けずに仕事をしていくには、「パワハラを受けにくい自分自身」を演じていかないといけません。
まったく仕事ができない社員が意外と上司から気に入られているとか、周りにありませんか?
仕事がまったくできなくても、うまく立ち回れる人は、会社でも上手に立ち振る舞う事ができます。
でもそれが苦手な人はたとえ仕事ができたとしても、「パワハラをしやすい人間」として格好のパワハラターゲットとなってしまったりします。
そうなると最悪です。
仲がよかった同僚からも距離を置かれるようになって、気がつけば会社で孤立してしまっっていた…なんてこともよくある話です。
今回はそんな悩みを抱えている方への対策法を紹介したいと思います。
パワハラを回避するためには、「相手に言い返すスキル」が絶対不可欠
パワハラ上司や先輩がパワハラをしてくる相手というのは、いくつかのパターンがありますが、その中で大きいのが、「真面目でやさしい人」というもの。
これはもうある種のパターンなので、自分が当てはまっているという人は絶対に気をつけなければいけません。
そういう人向けのパワハラ対策でよくあるのが、
「相手を子供だと思って接する」
「怒られても聞き流す」
というものですが、はっきり言ってアホか!と思いますね。
パワハラ上司はそんな事してると、もっとエスカレートしてきて、
「お前、俺の話、聞いとるんか?ボケ!」
「俺が言っとる事、わかっとるんか?」
なんて事になりかねません。
そんな事を言うような人は本当のパワハラを体験していない人なんだろうなと思ってしまいます。
そんな事をしても解決できないから何とかしたいと思っているのが分からないんでしょうね。
とにかく言われ続けているだけではいつまで経ってもパワハラは収まりません。
相手の話を聞き流そうと思っても耳からは話が入ってくるし、聞き流したと思っていてもその精神的ダメージは相当のものです。
パワハラを受けた時にアクションを取れないと、永遠にパワハラは続きます。
パワハラを受けた時は、思い切って言い返してみるべき
パワハラに悩んでいる人は、とにかく何らかのアクションを起こす事が大事です。
本当に試してほしいのは、パワハラに対してこちらが正当に言い返す事です。
パワハラをする人間は、特定の人にしかパワハラをしてきません。
それは自分よりもあなたを下の人間と見ているからなんです。
裏を返せば、自分が攻撃されるのを極度に恐れているという事が言えます。
だから正当に反論ができれば相手のパワハラも収まってくるパターンが多いんです。
下に僕が実際に行ってきた、いくつかのケースを書いておきますので、参考にしてほしいと思います。
ポイントしてあるのは、こちらもある程度大きい声で周りにいる人に聞こえるように話す事です。
周りに人が誰もいない時に話すのは逆効果になる場合もありますので、注意が必要です。
相手がイヤミを言ってきた場合
よくあるのが、
というようなパターンですね。
こういった場合は、
と言い返しましょう。
相手が言っている言葉はただあなたを攻撃したいためだけの言葉なので、そこに深い意味なんかあるわけないのです。
これを逆手にとって言い返せば相手は逆にびっくりしてしまいます。
相手はただたまったストレスをぶつけるためだけにあなたを攻撃したいだけで、反論のパターンまでは考えていない事がほとんどです。
そのため大体がこのパターンで去っていく事が多いですが、キレて怒鳴ってくるパターンもあります。
相手が怒鳴ってきた場合
とにかく怒鳴ってきた場合は次のように対処しましょう。
少し落ち着いて話していただけないでしょうか?
とにかく怒鳴ってくる人間というのは、ストレスがたまりまくっていて、常にイライラしている人なんです。
そういう人に対しては何を言ってもムダなので、こちらが冷静になって周囲をまきこんで相手を悪者にしてしまうのが大事です。
パワハラ上司に刺さる一言
ただこちらも感情的になって話してしまうと、周囲も味方をしてくれなくなりますので、冷静になって
と言いましょう。
相手はそんな事今まで言われた事がないはずなので、グサッと刺さり、相当なフックになります。
大事なのは、相手に
「こいつに言うと俺の立場が危なくなる」
「後々まずいことになる可能性があるな」
と思わせる事なんです。
そう相手が思うようになればこちらのものです。
あなたが真面目で大人しく、いい人であればあるほど、この効果は絶大で、周りに味方も作っていきやすくなります。
でも、言い返すなんて、とてもじゃないけどできない!!
って思うのが普通ですよね。
言い返して、さらにパワハラがひどくなったらどうしようと思うかもしれません。
でもアクションは起こさない限り何も変わりません。
この方法は最初が一番肝心です。
中途半端な言い方では相手も何も感じませんので、とにかく勇気が必要な方法ですが、僕が今までやった中で最も効果があった内容ですので、コレしかないと思って行動してほしいと思います。
大事なのはあなたがその会社にいたいと思うかどうか
でも考えてほしいのは、あなたはそこまでして今の会社にいたいんでしょうか?という事です。
そういう会社というのはパワハラだけが問題じゃないという事が結構多いです。
経営自体に問題があったり、休日、給与面での待遇が悪かったり、いろんな問題を抱えている場合があります。
あなたの会社はどうでしょうか?
もしあなたが勤めている会社が、給料も人並み以上で、休日も120日ほどあり、残業もほとんどない、仕事もやりがいがあって楽しいというのであれば、パワハラを受けていても会社にしがみつくべきです。
でももしそうでないのであれば、他の職場に転職とうるという事も考えてもいいんじゃないでしょうか?
大事なのはあなたが、今の会社にいたいと思っているかどうかという事です。
転職エージェントには優良企業の求人が多い
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そのため、予めこちらの希望を伝えておけば、それに合った求人を紹介してくれます。
- 年収500万円以上の会社が希望
- 通勤時間30分程度の会社が希望
- パワハラがない会社が希望
など具体的に伝えておけば、あなたの適正、キャリアに合った求人を紹介してくれるので、転職に失敗する確率を下げる事ができます。
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以下に僕が実際に利用した、オススメできる転職エージェントのまとめ記事がありますので、こちらを参考にしてみて下さい。
また僕が壮絶なパワハラを受けていたブラック企業を脱出した体験談まとめがありますので、まだ読まれてない方はぜひ読んでみて下さい。
手遅れになる前の早めの決断が大事
経験として、パワハラがある会社というというのはその会社にも問題が多くある事がほとんどです。
何かあった時に守ってくれないですし、切り捨てられるのがオチです。
パワハラが続くと精神的にも参ってしまい、あげくの果てにうつ病になったり、適応障害になって休職したり、それが肉体的疲労となって入院したり、そうなっては遅いんです。
まだまだこれから何十年も働いていかないといけない訳ですから、「後悔しない選択」をする事が最も大事な事です。
今までよりも少しでも幸福な生き方ができるように、一歩踏み出して見て下さい。