- 新しい職場に馴染めなくて悩んでいる
- 転職して3日目になるけど何も覚えられない
- 転職したけど仕事についていけないのが辛い
この記事を読めば、転職先で馴染めない場合の対処法が分かります。
僕はこれまで7回の転職経験ありますので、転職したての悩み、苦しみなどは他の人よりもよく分かります。
中には転職1日目でばっくれてしまった経験もあります。
転職したばかりの時期、特に入社した初日、3日目、1週間、1ヶ月の節目となるタイミングでは色々な悩みが出てきて当然です。
ただその時の見極めをしっかりしていかないと、ズルズルといってしまって取り返しがつかない事になってしまう場合もあります。
今回は僕の経験も踏まえ、転職先での悩みの対処法を解説していきます。
転職後、職場で精神的に疲れる原因
疲れる原因はいくつもありますが、基本的に心配なこと、不安なことがその原因のほとんどです。
- 転職初日に職場に溶け込めるか不安
- 労働条件がウソでないか不安
- パワハラに合わないか不安
- 人間関係がうまくやっていけるか不安
- お昼ご飯をどうしたらいいか不安
- 職場に馴染めるか不安
- 仕事が覚えられるか不安
- 仕事についていけるか不安
転職初日で疲れる
どこの会社でもそうですが、転職初日はイベントが盛りだくさんですので、疲れるのも当然のことですよね。
- 朝礼での挨拶・自己紹介
- 研修・引き継ぎ
- お昼ご飯をどうするか
- 歓迎会
会社によっても違ってきますが、転職してきた人にとっては一つ一つが今後の自分自身の立ち位置を決定する重要なイベントになるため、1分たりとも気が抜けなくなります。
ここでの成功、失敗がこれからの会社生活を大きく左右してしまうため、一つ一つが勝負になります。
また、ある程度の仕事の流れなども教えてもらうことになるため、自分がやっていける仕事なのか、ついていけるかどうかなども何となく判断する事ができます。
うまくいけば転職成功となるでしょうが、ここでうまくいかないような事があれば、新しい職場での生活は苦しくなる一方です。
労働条件がウソでないか不安
転職は前職で何かしらの問題があり、それを解決しようと思ってする場合も多くあります。
長時間の残業がイヤでワークライフバランスを整えたいと思って転職する人もいます。
求人内容を見ると「残業月20時間以内!」「残業少なめ」と書いてあったから応募をしてのに、実際入ってみると慢性的に残業が行われていて1日2時間も3時間も残業しないといけなかったりする場合もあります。
最初は残業がなかったとしても、1ヶ月経過した時点や、試用期間が終わったタイミングでいきなり「明日から残業もしていこうね」なんて言われたら「んっ?」なんて思いますよね。
いつそんな事を言われるか分かったものでないので、入社前や入社直後は精神的にも疲れていってしまいます。
パワハラにあわないか不安
中にはパワハラが原因で前職を退職した人もいるでしょう。
そんな人が新しい職場でパワハラやいじめにあったりした場合は何のために転職したのか自体がわからなくなってしまいます。
入社して2日目や3日目で同僚が上司から恫喝をされていたり怒鳴られている場面を見ると、自分もあんな風になるかもしれないと思ってしまい、転職に失敗したと思ってしまいますよね。
新人が入社してくると周りの人間もすぐに辞められたら困ると思うため、いつもはパワハラが行われているのにそれを隠したりすることも多々あります。
そして慣れてきた頃合いを見て再びパワハラが横行するようになる場合もあります。
転職した人もそれを分かっているため、転職後しばらくは精神的にビクビクしながら仕事をしないといけなくなります。
人間関係をうまくやっていけるか不安
パワハラがなかったとしても人間関係に悩む人は多いでしょう。
転職をする理由で最も大きな割合を占めるのが人間関係なので、新しい職場でうまくやっていけるかどうか不安な人も多くいるでしょう。
また前職である程度の位置に立っていた人が、新しい職場で人間関係に悩むことがよくあります。
課長クラスの役職になれば会社の中でもある程度の立場になるため、新人が入ってきた場合は自分が優位な立場になり、人間関係を優位に進める事ができるようになります。
会社という組織は人間関係がうまくなくても、その会社で働いた期間が長ければそれだけである程度の人間関係が築けるようになります。
それを「自分は人間関係がうまいからどこにいってもやっていける」と勘違いしてしまっているとめちゃくちゃ危険。
そんな人は新しい職場に入ってはじめて自分が人間関係ができないという事を痛感する事になっていってしまうのが目にみえてます。
一緒に働いていく人とうまく人間関係をつくっていかなければ、会社生活は地獄そのものになってしまいますよね。
人間関係を作っていくためにはそれなりに気を使うことも重要ですので、転職したての頃は精神的な疲れが半端なものでなくなります。
お昼ご飯をどうしたらいいか
転職した人の悩みで多いのがお昼ご飯をどうするかという点
- 初日のお昼ご飯は誰かと一緒に行った方がいいのか?
- 自分から声をかけていった方がいいのか?
- お弁当を持っていってもいいのか?
- 1週間1人でお昼ごはんを食べているが、今後もこのままなのか?
などといった悩みがあると思います。
他の社員がみんな集まってワイワイと話をしているのに自分1人だけがポツンと離れたところにいるとなるとやっぱり疎外感を感じてしまいますよね。
1週間も1人で食べる事が続くとさすがに「これからもずっとボッチで昼ごはん食べないといけないのかな…」なんていう悩みも出てきてしまうかもしれませんし、周りからどう見られているか、陰口を言われていないかなどすごく気になってきます。
休み時間にも関わらずお昼ごはんの時間が精神的にきつい時間帯になってしまうと、毎日お昼ご飯の時間が近づくにつれて「恐怖の時間」になってしまいます。
職場に馴染めるか不安
職場に馴染めるかどうかは人間関係による部分が大きいですが、それ以外にも、
- 独特の体育会系のような雰囲気
- 質問があっても聞けないような雰囲気
- 誰も何も教えてくれない雰囲気
- 女性が多い職場、男性ばかりの職場
など、会社というものはそれぞれの会社独自の雰囲気があり、100社あれば100の社風があります。
仕事をしていく上でこの社風に慣れていけるかどうかということが結構ポイントになる場合もあるでしょう。
本来の自分のスタイルがあったとしても、ある程度は会社に合わせていかないといけないと会社内で浮いた存在になってしまいかねません。
ある程度、自分自身を作り上げていかないといけないため1日終わって家に帰った頃には精神的に相当疲れてきます。
仕事についていけるか不安
人間関係も大きいですが、それ以上に致命的になってしまうのが仕事についていけないこと。
- 仕事が覚えられない
- 思っていたよりも高度なレベルを求められる
- 仕事のスピードについていけない
これまでの職場である程度やってきた自信があるので何とかなるだろうと思っていたのに、実際新しい職場に入ると今までとは比べ物にならないレベルの仕事をしている人が沢山いると
やばい!とんでもないところに入ってしまった!
となってしまう事になってしまいます。
そうなると毎日が精神的に辛いだけです。
転職後のストレスに拍車をかける原因
転職後は上記以外にも、転職先にもともといた従業員たちからの扱いによってストレスになってしまう事もあります。
放置プレイ
定番としてあるのが中途で入った人への放置プレイ。
ただこの場合、悪意がある場合もありますが悪意がない場合も多くあります。
もともといる従業員たちも自分の仕事がある訳ですから新しい人にいちいちかまってられませんし、仕事を教える立場の人も自分の仕事をやりながら教えていかないといけないわけですからそれを理解してあげないといけません。
ただ放置されて何もすることがなく、周りからどんな風に見られているかな…と思ってしまってそれが精神的なストレスになってしまう場合もあります。
中途入社の社員に対する視線
少しやっかいなのが中途入社の社員に対する視線です。
新しいヤツが来るらしいけど、どれくらいできるの?
どれくらいできるかちょっと試してやるか
従業員の中にはそんな目で中途入社の人を品定めする人も少なからずいます。
・お客さんから問い合わせの電話がかかってきた時にわざと電話を受けさせて、どれだけ知識があるか試される
・知っている事をわざと質問して、どれだけ理解しているかを試される
どちらも僕が勤めていた会社でよくあった話です。
そこで自分が答えられないと他の人が代わりに答えてくれるのですが、そうなるとその会社では完全にマウンティングを取られてしまい、見下されてしまう場合も多くなってしまいます。
新しい職場に馴染むための対処法
新しい職場に馴染むためには意外と精神的にはつらい部分もありますが、誰もが通る道でもあります。
中には入社3日目で悩んでいる、1週間、1ヶ月で悩んでいる、という方もいるかもしれませんが、まだまだ大丈夫です。
こちらの姿勢次第ですが、半年から1年もすれば大分と仕事にもなれてくると思いますし、人間関係も円滑なものになってくるはずです。
ただ何事においてもそうですが、消極的な姿勢だといつまでたっても職場の仲間として受け入れられずに浮いた存在となってしまい、気がついた時にはどれだけ頑張っても誰からも毛嫌いされてしまう立場になってしまう可能性もあります。
そうならないためにいくつかのアドバイスをしていきます。
誰よりも元気よく挨拶をする
最も大事なのは毎日の挨拶、これがものすごく大事です。
挨拶をするときはしっかりと相手の顔を見て笑顔でするようにしましょう。
忙しいからといってパソコンの画面をみたまま挨拶をしたり、口をもごもごするだけの挨拶をしていても誰にも相手はされませんよ。
積極的に声をかける
最初のうちは放置されたり、依頼された仕事がすぐに終わってしまって手が空いてしまうことがよくあります。
そんなときはこちらから積極的に声を掛けていくことも大事です。
先ほどもお話しましたが、放置されるのは悪意がないことがほとんどです。
忙しいからといって声をかけないと逆に
なんで終わったのに何も言わないの?
と思われてしまい、逆に何も指示されなくなってしまう可能性もありますので、やるべき事が終わったのであれば、
次なにか手伝えることありますか?
と積極的に声をかけていきましょう。
お昼ご飯はできる限り一緒にする
会社で1人でいることに抵抗がない方や、逆に1人の時間が必要、ちょっと休む時間も必要という方はお昼などにあえて声をかける必要はありません。
そういったスタイルの人も多くいるのでそこまで気にすることはありません。
ただ1人でいる事に疎外感を感じたり、誰かと仲良くしたいと思うのであればこちらから積極的に声をかける事が大事になってきます。
その会社ごとにお昼ご飯のスタイルも変わってくると思いますが、外食に行くような職場であれば「一緒に行ってもいいですか?」と声をかけてみましょう。
食堂で食べるスタイルの会社なら「隣いいですか?」と席を一緒にするなどの努力も必要になってきます。
またお昼ご飯に関しては初日の行動が結構大事。
お昼に誘われた時に「お弁当持ってきてますから…」なんて言うと、もう二度と誘われなくなってしまいますので、初日はパンなどをコンビニで買っていく程度にして、誘われたら断らないようにするという心の準備もしておいた方がいいですよ。
大きな声で話す
小さな声でしか話せない人は自信がなさそうに見え、どんどん人から相手にされなくなっていってしまう傾向があります。
そのため何かあれば大きい声で主張する事が大事です。
何か備品を探していて見つからないような時にコソコソと1人で探していても誰にも相手にしてもらえません。
そんな時は「どっかにボールペンないかなー?」なんて事を誰に言うでもなくちょっと大きめの声で言いましょう。
職場には必ず心ある人が何人かはいて、その声をしっかり聞いてくれているはずです。
そういった人が今後もあなたを助けてくれる人になるはずですし、あなたもその人を助けてあげるべきです。
- 失敗した時は「やべー!ミスった!!」
- うまくいった時は「うまくいきました!」
- 困った時は「うわー!どうしようー?」
というような事を周りにアピールしていった方が周りから
どうしたの?なんかあったの?
と無視されなくなって、その内に職場にも溶け込めるようになっていくものですよ。
自分の存在を周りにアピールすること、結構ポイントです。
職場の悪口は言わない
これまでの職場でちょっとチヤホヤされていた人が転職先で失敗するパターンの一つがこれ。
僕が勤めていた会社でもいました。
いきなり転職してきた初日に一言。
うわっ、なにこのパソコン。マジで今頃こんなん使ってんの?
これを言ったとたんに全員から総シカトを食らうようになり、それが辛かったのかそのままフェードアウトしていきました。
会社にはその会社ごとにこれまでやってきたスタイルがあります。
中にはコスト的に最新のマシンを導入できずにいる場合もあるでしょう。
従業員もそれを分かった上で、その環境で最高のパフォーマンスをしていこうと思っているわけなので、それをいきなり全否定してしまうのはどうかと思います。
そうなった瞬間に従業員からの攻撃を受けることになってしまいますので、絶対に会社の悪口は言わないようにしないといけません。
従業員の仕事ぶりを認める
その反対に従業員それぞれの尊敬できるところを探して、認めてあげることが大事です。
人間誰しもが承認欲求をもっていますので、自分が褒められればそれは嬉しいものです。
やっている仕事を見て、自分がこれまでにやってきた方法と違った場合などは、
あっ、そんな方法もあるんですね! 目からウロコです!
などと言ってあげると、話好きな人はいろいろと教えてくれるようになりますよ。
他にも
○○さんはものすごく仕事が早いですね!
○○さんがいると雰囲気がすごく良くなりますね!
などといった、自分なりの各人への感想を言う事によって、あなたに対する信頼度も高まってきますし、仕事もスムーズにできるようになっていきます。
だからといって「すごいですね~」なんていうありきたりの言葉だけを連発していると、そのうち「こいつ、ただ言ってるだけじゃね?」と思われるようになってしまうので、気をつけてくださいね。
困っている事を助ける、嫌な事を進んでやる
僕がよくやっていたのは新しい職場ではとにかく困っている人を助けるということです。
誰かが何かを探しているような雰囲気なら「何か探しものですか?」と言って一緒に探してあげるようにします。
誰かが困っているようなら「何かありましたか?」と言って自分が助けにならなくても話を聞いてあげます。
職場で「これ誰かやってくれない?」と言われたなら自分が率先してやるようにします。
「待ちの姿勢」ではいつまでたってもその職場になれるということはありません。
必ず自分から誰かの役に立つことをしていかない限りは認められることもありませんし、いつまでたってもお客さんでいるだけになってしまいます。
自分から進んで行動していくことこそが最もはやく職場に慣れるための方法ですので、積極的に行動をしていくのがいいと思いますよ!
新しい職場で1ヶ月たっても馴染めない時は?
既に入社して1ヶ月以上たってもまだ慣れないという人がもしかしたらいるかもしれません。
新しい職場はすぐには慣れないものですが、それでも1ヶ月もすれば大分と慣れてくる人が大半です。
1ヶ月たっても仕事にも人間関係にも慣れずに苦痛を感じている人は早めに今後の判断をする事が大事になってきます。
人間関係だけなら勇気を出して会話に入っていく
もし仕事に関してはそれほど苦痛でなくそれなりにこなしていっており、人間関係だけで苦しんでいるという事であれば勇気をもって会話に参加していくことが必要だと思います。
あまり話をしないというイメージを持たれてしまうと話しかけられにくくなってしまいますので、こちらから積極的に声をかけていくことも大事になります。
最初だけは勇気がいるかもしれませんが話してみると意外と話があって盛り上がったりすることもよくあります。
人間関係が円滑にいけば仕事で困った時などもお互いに質問し合ったり、一緒に考えたりすることができるようになるので、仕事をしていく上でもプラスになるはずです。
半年経てば馴染める場合も多い
誰もが入社したての頃は慣れない事も多いですし、わからないことも沢山あります。
転職してきた人は、
- 早く活躍しないといけない
- 早く戦力にならないといけない
そんな風に考えているかもしれませんが、会社のほうは実はそこまでは考えていない場合が多いです。
もちろん早く戦力になってもらえればそれにこしたことはありませんが、そこまでは焦っていません。
誰もが入社したての頃は分からない事があって当然ですし、いろいろと経験をしていきながら成長していくものです。
ですのであなた自信もそこまで焦るのではなく、半年ぐらいで戦力になるぐらいに意識でやっていけばいいと思いますよ。
どうしても気が張ってしまうかもしれませんが、空回りしてしまってうまくいかないこともあります。
最初は誰でもそうだと思って、やっていきましょう!
転職先で苦しいだけならどうすればいい?
ただ転職してみたものの悩みに押しつぶされてしまいそうな人もいます。
毎日会社に行くのが辛い、朝泣きたいくらいに苦しい、というような場合はちょっと考えた方がいいケースもあります。
悩みが深いなら早めに上司に報告
・仕事のレベルが高すぎてついていけない
・残業、休日など労働条件が違いすぎる
・パワハラがはびこっており、自分が攻撃されるのではないか不安
こんな悩みを抱えながら仕事をしているのであれば、悩みを自分だけで抱えずに上司に早めに相談してみましょう。
話をすることによって仕事のレベルを落としてもらえる場合もあるかもしれませんし、部署異動などの話も出てくるかもしれません。
仕事に関しても1年程度のスパンで見てくれそうであればその間に自分で勉強をすることも出来るでしょう。
ただ、もちろん仕事の内容のレベルが合わなかった、残業などの社風があわなかった、などのミスマッチなども明らかになり、最終的に退職という方向性になってしまう場合もあるかもしれません。
でも早い段階でそれが分かることはお互いにとって悪いことではありません。
もしかしたら自分自身の中で「辞めたい」という思いがあって、会社からそれを提案される事を望んでいる場合もあるかもしれません。
せっかく転職できた会社だから…
そんな考えが出てきてしまうと思いますが、将来のことを考えて早めに決断をすることも大事になってきます。
失業保険が使えるかどうかで、退職を判断するのが善策
転職先がどうしても自分に合わない場合、早めに退職をすれば最低限のダメージで食い止めることができる場合もあります。
もし前回の転職時に失業保険を受け取っていない場合は失業保険の申請もでき、会社を辞めての転職活動も可能となります。
そうすれば経済的にもなんとかやっていけるだけの手当をもらいながら転職活動ができるようになります。
逆に何ヶ月もたってからの転職ですと失業保険の金額が少なくなってしまったりしますので、決断するのであれば早いほうがいいでしょう。
逆に失業保険を使い切って転職した人は、1年以上働かないと失業保険がもらえません。
この場合は試用期間中に転職活動をして、もしその期間内で転職先が決まらなかった場合は1年はその会社で働く決意をしましょう。
1年働けば再度失業保険が支給される権利を得ることができますので、それまではなんとか耐えることが必要です。
半年経過すれば有給休暇ももらえるので転職活動をする事もできるようになると思いますし、もしかしたらその頃には会社の環境に変化があり、意外と職場にも馴染んでいる可能性もあります。
逆に言えば、1年近く経過しても馴染んでいないのであれば、その会社に馴染める可能性は限りなく低いので転職活動をするべきという事が言えるでしょう。
再転職の失敗は絶対失敗できない
もし再転職をしようと思った際にひとつ心に刻んでおかないといけないことは、
「再転職は絶対に失敗することができない!」
ということです。
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是非、以下の記事も参考にしてみて下さい。
転職活動は在職中にしよう!退職後は後悔する!数回転職した僕の体験談
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【これで失敗しない!】実際に利用してよかった転職サイト4選
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転職に必要なのはとにかく「良い求人と出会う」事です。
これには運やタイミングもありますので、そういった機会を逃さないように登録だけでもしておくのがいいですよ。
正直なところ転職は年をとればとるほど面倒になってきますし、転職するなら若ければ若い方が有利になります。
悩んで歳を取るくらいなら、1歳でも若いうちに動いた方がいいですよ。
ぶっちゃけ転職は、希望の企業に出会う事ができるかどうか、その運を掴んでいけるかどうかで決まります。
20万件の求人があれば、何件かあなたにぴったりマッチする会社もあるはずです。
ただどんどん採用がされ、募集終了となっていくため、その会社に出会えるかどうかが勝負になりますので今すぐ動いた方がいいですよ。
登録して、一回面談すれば後はアドバイザーの方があなたに最適な仕事を紹介してくれます。
どうするか迷っているのであれば、登録して、面談の場で紹介求人を見て決めて下さい。
面談の場では、こんな求人紹介が10件以上紹介されます。
そしてそれはアドバイザーが転職できる可能性がある思って紹介してくれている企業なのです。
登録自体は5分もあればできてしまうのですから、まずは登録して、紹介求人を見て下さい。
それから本格的に転職活動をするかどうかを決める事もできます。
この5分で自分自身の将来が決まると思ってぜひアクションを起こして下さい!
まとめ:転職後のストレスは当然!でも会社に行くのが辛いなら再度の転職も検討してみよう
転職を実際に経験してみた人に聞いてみると、誰でも最初は精神的に疲れますし、ストレスも感じるものです。
ただよほどの事がない限りは1ヶ月~3ヶ月ぐらいで慣れてくるものです。
ただ、労働環境が募集内容と違っていた、パワハラにあった、仕事についていけない、など精神的にダメージを受けるような職場であれば再度の転職を考える事も必要になってきます。
自分自身の将来に関わる問題になりますので、自分自分が転職先に何を求めていたのかという事をしっかりと考えて決断をするのがいいでしょう!