- 会社を辞めたいけど、上司の評価が下がるのは避けたい
- 自分が退職する事に対する上司の本音はどうなの?
- 上司に迷惑をかけずに退職する方法が知りたい
そんな悩みや疑問にお答えします。
この記事を読めば、上司に迷惑をかけることなく、安心して退職や転職に足を進めることができるようになるはずです。
僕はブラック企業に勤めている期間が長かったのですが、そこは年間で何人も退職をする職場でした。
ただ部下が辞めた事が原因で評価が下がったということはありませんでした。
上司にお世話になった人は「自分が会社を辞めると上司に迷惑がかかるんじゃないか」と思ったりしますが、意外と上司本人はサラッとしていたりするものです。
今回は部下の退職はあるケースを除けば、上司の評価には大きな影響を与えないということについて解説していきます。
部下が辞めた時の上司の評価は実際どうなるの?
部下の退職で上司の評価が下がることは下がらない
「部下が辞めると「管理能力不足で上司の評価が下がる」なんて良く聞きますけど、実際に部下の退職で評価が下がるなんてことはそこまで多くありません。
最近は転職自体が一般的なこととなりつつありますし、辞めていく社員にも事情がある場合もあります。
- 経済的な理由でもっと給料のいい会社に転職をする
- 家族の介護のため退職をする
- 結婚や出産のために退職をする
など理由も様々なので、単に退職するということで上司の評価が下がるということはありませんので、そこまで上司のことを考える必要はありません。
会社が理由で辞める場合も多い
それに退職や転職する理由の根本的な原因が上司ではなく、会社自体、運営方針や社長や経営陣の人間性にあったりする場合が多かったりします。
- 長時間の残業
- 徹底的なノルマ主義
- 社長本人による社員へのパワハラ
- 会社中心主義
こういった会社のやり方に嫌気がさして辞めていく人が多く、会社自体も心の奥底ではそれを知っています。
上司の責任で辞めていくのではないという事が既に分かっているので、上司の評価が下がるということはないというのが現実なのです。
部下が退職するときの上司の考え方は?
意外と上司もドライに考えている
そして上司自身も部下が退職をしたとしても自分の評価が下がることはないという事を知っているため、辞めていく部下に対しては結構ドライなところもあります。
自分の責任で辞めていくのであれば話は違ってきますが、それ以外の個人的理由で辞めていくのであれば、自分とは関係ないと考えるのが普通です。
表面的には、
「考え直してみないか?」
「君がいないと困るなあ…」
と言ったりしますが、それも社交辞令の場合も往々にしてありますので、あまり真に受けないようにした方がいいですよ。
部下が能力不足の場合は逆に喜んだりします
それどころか、逆に部下の退職を喜んだりする場合だってあるかもしれません。
- 部下が能力不足の人間だった場合
- 会社の売上に全く貢献していなかった場合
- 自分の嫌いな性格や人間性だった
こんな場合は形式上、一回は引き止めの言葉を出してきますが、内心は
「会社のお荷物が1人減ってむしろウェルカム」
なんて思っている人もいるかもしれません。
「自分の上司はそんなことはない」
そんな風に思うのは自由ですが、これが世の中の実際です。
部下が辞める事に対してショックを受けることもありませんし、それを自分の責任とは思うこともありません。
特に社員の出入りがあるような職場だと、社員の退職ごとに上司の評価を下げていたら会社自体を運営していくこともできないでしょうし、上司もすぐに会社を辞めていくことでしょう。
もう社員の退職に対しても慣れていますし、これまでの経験から部下が辞めても何のお咎めもないということが分かっていますので、心の内では「去る者は追わず」のスタンスをとっているわけです。
部下が辞めて上司の評価が下がる理由
ただケースによっては上司の評価が下がる場合もあります。
部下が辞める事によって上司の評価が下がるケースを考えていきましょう。
同じ部署で連鎖退職が起こっている
同じ部署でこの数ヶ月のうちに2人も3人も連続して退職をするというような「連鎖退職」が発生している場合などは、場合によっては上司が責任を問われ評価が下がってしまう可能性があります。
会社も1人の退職であればそこまで大きくは見ませんが、それが同じ時期に2人3人と続けば「その部署のリーダーに何らかの問題があったのではないか?」と考え、部下本人や上司本人を詰問するようになるかもしれません。
そこで上司の名前を挙げて、上司のせいで辞めることになったという話が出れば何らかのマイナス評価がされることになる可能性があります。
部署に配属してすぐに辞めた
中途入社で採用した社員や、それまで他の部署で働いていた人が、その上司が管理する部署に入って短期間で退職してしまうということがたまにあります。
それが初めてのケースであれば問題ありませんが、以前にも同様の事態が発生していた場合は、上司の教育方法、人間性などに問題があるのではないかと思われ、評価が下げられる場合もあります。
部下の退職によって部署の売上が大きく下がった
従業員の評価というものは結局のところ、会社の売上、実績だけで決まってきます。
辞めていく部下が会社の売上の多くの割合を担っていた場合は、間接的に上司の評価に響く可能性があります。
部下の退職自体が上司の評価に響くということはありません。
ただ部下が拔けた事によって仕事が回らず、売上を大きく下げることになってしまった際は、上司自体の運営能力を指摘され、評価が大きく下げられる場合があります。
ただこれも部下のせいで上司の評価が下げられるのではありません。
部下が抜けたなら今いる人員で売上を作っていけばいいだけの話です。
それをするのが上司ですし、それなりの報酬を会社からもらっているわけなので、それをしていかないといけません。
結果として、辞めていく部下には一切の責任はないということを理解していきましょう。
上司の評価よりも自分の未来を考えよう!
特にお世話になった上司がいる場合は転職をしようと思っても、上司のことが気になってしまって一歩踏み出すことができなくなったりするかもしれません。
でもここまでの内容でわかったように、実際に部下の退職自体が上司の評価に響くということはレアケースを除いてはほとんどありません。
上司の考えにあるのは「実績をいかにして作っていくか?」という点にしかないという事は知っておいた方がいいです。
それを実現するために不要な人間はいなくなっても何とも思いませんし、むしろ新しい人材を得ることができるチャンスと捉える上司だっています。
また人間的に優れた上司は、仕事の実力を兼ね備えている場合がほとんどです。
あなたがいなくなっても、十分に抜けた分をカバーするでしょうし、問題なく部署をまわしていくことができるでしょう。
辞める本人は「自分が抜けたら会社は回らなくなるんじゃないか…」と独りよがりの考えをしたりしますが、実際そんな風になるケースなんていうのはほとんどありませんのでそんな事を心配することはありません。
会社や上司のことを考えるよりも重要なのは自分自身の未来です。
会社を辞める、転職をする、という結論に至った理由は人それぞれですが、根本には「今より幸せな未来を実現したい」という考え方があったはずです。
人生にとって一番重要なのは自分自身の幸せなのですから、自分自身が信じた道を進んでいきましょう!
円満な転職をするために転職サービスの利用をしよう
ただ会社を辞めて転職をする時は、会社とのトラブルにならないようにして、円満退職ができるようにしていかないといけません。
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3位:JACリクルートメント
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「リクナビNEXT」は転職エージェントではなく、検索型の転職サイトです。
細かい条件で検索をすることができ、転職エージェントでは紹介されない案件もあるので、登録して情報収集にとても役立ちます。
転職エージェントと転職サイトの両方を上手に使いこなすことによって失敗しない転職成功率がアップ!
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そんな人にオススメしたいのが「ミイダス」です。
ミイダスの特徴は以下の通り。
- 今の自分の市場価値を可視化できる
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30ほどの質問に答えるだけで現在のあなたの市場価値やそれに見合った年収がどの程度なのかがわかるようになっています。
現在の自分自身の市場価値を知ることによって、どんな企業とマッチングしやすいのかがわかるようになります。
簡単に診断できますので、転職するかどうか悩んでいる方も受けてみるといいですよ。
まとめ:部下の退職は上司の評価には直結しません
今回は部下の退職はほとんどの場合、上司の評価に影響をしないということについて解説してきました。
繰り返しになりますが、会社における上司の最も重要なミッションは会社の実績を作っていき、それを維持していくことです。
部下が辞めたとしてもそれが上司の評価に影響するということはありません。
それよりも大事なのは自分自身が将来どうなっていきたいか、どうしていきたいか、という自分自身の未来についてです。
実際はそこまで影響しない事で悩んで、自分自身の未来の幸福を諦めてしまうのは本当にもったいないことです。
実際のお話としてもあなたの退職が上司に評価にダイレクトに影響するなんてことはありませんので、まずは勇気を出して未来への一歩を踏み出していきましょう!