どんな会社でも、だいたい会議というものはあると思いますが、はっきり言って、
この会議なんのためにやってんの?
などと、その会議の存在意義が分からないっていう人は結構いんじゃないでしょうか。
長時間会議をしても決定事項はひとつもない、なんて話、
ブラック企業ではよくある事です。
終わった後には、「また無駄な会議しやがって。俺の2時間返しやがれ」と残るのは疲労とむなしさとイライラだけ。
長時間の会議をして、何かすばらしいアイデアが出たり、問題の解決案が出るんだったらいいですが、大体上司のつまらない自慢話を聞かされるとか、パワハラに近い説教をされるとか、そんなもんじゃないでしょうか。
今回はそんな長時間の会議の不毛さと、そんな会議が慢性化している会社から抜け出す理由を紹介します。
こんな会議はいらない!ダメな会社によくある会議の例
ただの報告会と課している
会議が始まってまず、「じゃあ、今月の報告!」と言われてその月の報告をまずする、というパターンがありますが、現在の売上実績とか、情報共有なんていうものはそれまでにやっておくべき事じゃないですか?
こういう場合は会議を進行する上司にも責任があって、「会議の進め方が分からないからとりあえず報告でもさせとっか!」という場合も多いです。
時間の進行具合を見ながら報告を聞いて、時間になったら「じゃあ来月もがんばろう」って、アナタ、、、
実店舗を持つ会社だと月一で本社に店長が集められて会議が行われるとかありますが、店長も忙しい中わざわざ来てるのに、知ってる内容を聞くだけなら、なんのための会議?ってクエスチョンマークがつきますよね。
上司に気を使わないといけない会議
上司がパワハラ上司の場合、閉じられた空間で行われる会議はパワハラの腕の見せ所。
ちょっとでもボロがあれば、それを逃すことなく追及し、叱責、恫喝、机をたたく、ありとあらゆる方法で社員を追い込んでいきます。
そういう会社は会議の前にわざわざ部下たちが集まって、「今度の会議はどういう風に進めてく?」などということを話し合っていくという、『会議のための会議』をします。
本題を解決する話し合いをするのではなく、如何に上司のご機嫌をそこねないようにするかの会議なので、これで業績が上がる訳でもないです。
ただでさえ長い会議なのに、それに追加してさらに「会議対策用の会議」をしないといけないって、もう無駄の極致ですよね。
会議の内容を管理したがる上司。パワーポイント好きの上司はさらに危険
とにかく自分の思い通りに事が運ばないとすぐにイラつく上司も多いです。
そういう上司はだいたい「会議の前に資料、俺にみせてくれよな」と言ってきます。
通常業務があるにも関わらず、わざわざ上司に見せる資料を作らないといけないことがナンセンスですし、やっとできたと思って見せたとしても、「全然だめだな、やりなおし」と言われる事も結構あります。
パワーポイント好きの上司はわざわざパワポで資料を作成しないといけないので、その時間もばかになりません。
仕方がなくやり直しして提出しても、「やっぱ、ここはこうしてあーして、、、」と言ってきます。
オイ!まずてめーの思考をまとめとけよ!!って思いますよね。
そして、いざ会議となったらなったで、
「いろいろ考えたんだけどよ、結局、俺こう決めたでな!」
と言ってくるパターンも多いです。
今までの苦労はなんだったのか、、、と悲しくなってきますね。
上司の自慢話を聞く場になっている
これもよくあるパターン。
仕事はできないけど、自慢話や武勇談を話してくる上司って結構います。
「俺は昔、深夜3時まで仕事しとったけど、まったく嫌と思わんかった」
「俺はお前らと比べ物にならんくらい、働いとったぞ」
「俺のおかげで、今の会社がある」
などととにかく、自分の話をしたがります。
だいたい会議にはその上司の取り巻きが何人かいるので「すごいですね~」とか言って上司をおだてます。
そうすると自慢話の無限ループ。
しかも仕事のモチベーションがあがるような話は皆無、あと多いのは「それって前にもきいた話だけど」っていうような内容。
こういう上司は会議の意義って分かってるんでしょうか?
会議の弊害が結局自分に回ってくる
こんな無意味な会議の副産物が、長時間の残業となっているのが現実です。
会議を行う上司は大した仕事もないので、会議でも好きな事を言ってるだけで良く、会議があったとしてもいつもと同じような時間に帰ります。
ただ他の社員は、自分の業務を置いて資料を作ったり、会議をしているので、その分のしわ寄せがきてしまい結局残業をしないといけないという事になってしまいます。
そうなるともう流れは最悪です。
会議の準備で2時間、会議が2時間あれば、4時間分の影響が出てしまいます。
そうなると業務にも支障が出て実績にも響いてきますし、それに対しての追及が始まります。
「会議で時間がなかったので、、、」は絶対言っていけないNGワード。
言ったら最後で、長時間の説教が始まって再び残業、そして帰れない日々が続く、、、
というような流れは目に見えています。
無駄な会議が多い会社はだいたい残業も多いのが相場です。
その原因を作っているのが、上司であり会社です。
もし会社の体質が昔からそうなのであれば、今後もこの流れは変わりませんし、永遠にこのループの中で生きていかないといけなくなります。
そうなるとストレスだってたまってきますし、体に異変が出る場合だってあるのです。
僕も長時間労働、パワハラなどが原因で、顔面けいれんが起きたり、耳が少し聞こえにくくなってしまいました。
そうなったとしても会社は、「そんなん仕事とは関係ないやろ」と言って何も助けてくれませんし、そうなっても同じように業務を続けていかないといけません。
個人的な見解としては体に不調が出たら、すぐに転職を考えるべきです。
体になんらかの異変が起きた場合、すぐに対処すれば何とかなりますが、精神的に追い込まれてしまった場合はたとえ退職したとしても、すぐには元に戻れず、働けない体になってしまいます。
不毛な会議が多い会社はすぐに脱出するべき!
もしあなたが、上記のような意味のない会議が多く、それが原因の残業やストレスで悩んでいる場合は、はやいうちに転職をしてしまいましょう。
既にあなたも一度や二度は転職を考えた事はあると思います。
でもその度に、
「転職しても同じような会社だったらどうしよう」
「もう少ししたらあの上司が異動でいなくなるかもしれないから」
「上のポジションになったら少しは改善するかもしれないから」
という淡い期待をして、転職をあきらめるケースが多いです。
ただ経験から言わせてもらえば、環境が大きく変わって改善されるという事はありません。
その前にあなたがつぶれてしまうのがオチです。
「オレ残業大好きだし、会議もてきとーに聞いとけばいいだけだし」なんていう方は別ですが、そうでない場合は、早い段階で転職を考えて行動するのが最も良い選択です。
ただ転職するといってもどうやって、転職活動を始めたらいいかわからない人も多くいると思います。
ブラック企業に勤めている人であればあるほど、
またブラック企業だったらどうしよう
会議とか会社の社風とかわからないのに大丈夫かなあ?
定時で帰れる会社なんて探せないし、どうせ出会えない
と不安に思ってしまいます。
「とりあえずリクナビにでも登録して良い所があれば応募してみるかな」という人が多いですが、それ以上におすすめなのが転職エージェントを利用した転職です。
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「リクナビNEXT」は転職エージェントではなく、検索型の転職サイトです。
細かい条件で検索をすることができ、転職エージェントでは紹介されない案件もあるので、登録して情報収集にとても役立ちます。
転職エージェントと転職サイトの両方を上手に使いこなすことによって失敗しない転職成功率がアップ!
またリクナビNEXTに登録すると、あなたの強みを見つけることができる「グッドポイント診断」を受けることが可能です。
グッドポイント診断は30分ほどかかりますがかなり細かい分析がされますので、受けておくと面接の際の自己分析に役立ちます。
番外編:ミイダス
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- 今の自分の市場価値を可視化できる
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簡単に診断できますので、転職するかどうか悩んでいる方も受けてみるといいですよ。